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猫と犬の違い11選!ペットとしての歴史や性格について知ろう

更新日:2024年11月15日

犬と猫は、「四足歩行の哺乳類で、人間と共に生活をしてきたと」いう共通点がありますが、その性質はまったく違います。ペットの代表格として実際に比べられることの多い犬と猫ですが、どのような違いがあるのでしょうか。具体例をあげて見ていきましょう。

猫と犬の違い11選!ペットとしての歴史や性格について知ろう

猫と犬の違いとは?

日本におけるペットの代表格は、猫と犬でしょう。

猫と犬は、何かにつけて比べられやすい存在です。「犬派・猫派」といいますし、「犬は従順・猫は気まぐれ」など、猫と犬の違いを語られる機会は多々あります。

また「猫は小さな犬ではない」という言葉があります。犬と猫は、骨格や内臓のつくりなど根本的な体のつくりが違い、好みや苦手なものなどの内面もまったく違うという意味です。

数多くある猫と犬の違いを、歴史的観点と生活面から見ていきましょう。

猫と犬の歴史から見ていこう

猫と犬は、古くから人間と共に暮らしてきたパートナーともいえる種族です。

猫は穀物をねずみや害虫から守る役目を果たしました。また、中国から日本に渡る船には、書物に使われる紙をねずみから守るため、猫が乗せられたといわれています。

犬は人間にとって狩猟のパートナーでした。オオカミやキツネを狩るための猟犬として、また、家畜や命を守るための番犬としての役割も果たしています。

犬の歴史

犬は、タイリクオオカミから派生した亜種の1つと言われています。犬の中でも柴犬や秋田犬、サルーキやシベリアンハスキーなどは、遺伝的にオオカミに近いとされています。

考古学的には、約3万5千年前のシリア・ドゥアラ洞窟にあるネアンデルタール人の住居遺跡から発掘された犬の遺骨が、最古の物とされています。

野生の犬が家畜化され、猟のパートナーとして猟犬が使役され始めます。その後、犬の仕事は多岐にわたるようになります。羊を追いかける犬を牧羊犬や、命を助ける救助犬などがいます。

猫の歴史

猫の祖先はリビアヤマネコだといわれています。世界最古の猫は、マヌルネコです。現在では、マヌルネコは準絶滅危惧種、リビアヤマネコは絶滅危惧種となっています。

また、エジプトでは雄猫は太陽神ラーの象徴、雌猫は女神バストの象徴として崇められたといわれています。

一部地域では神のように扱われた猫ですが、7世紀、猫は悪魔の使いとして迫害を受けます。しかし、猫がいなくなりねずみが増えるとペストが大流行し、人々は再び猫を飼い始めるようになります。

猫と犬の違い11選

猫と犬の違いは多くあります。その理由はシンプルで、まったく別の種族だからです。

犬が得意なものが猫にはできなかったり、その逆もあります。必要なものとそうでないものも、猫と犬の違いがハッキリ出ています。

私たちは、猫と犬の違いにあわせてきちんと対応する必要があります。

ここでは、猫と犬の違いについて項目別に説明します。

猫と犬の違い11選

  1. ペットとしての歴史
  2. 得意なこと
  3. 苦手なこと
  4. 食事
  5. 寿命
  6. 体臭
  7. 習性
  8. 獲物の捕まえ方
  9. 性格
  10. トイレの習慣
  11. 飼い主に対する態度

猫と犬の違い1:ペットとしての歴史

猫も犬も家畜や穀物を守るために飼われ始めますが、猫と犬の違いはその時期です。犬は1万5000年前頃、猫は9500年前頃といわれています。

使役動物として生活を共にする中で、犬や猫は品種改良を重ねられます。

最初はオオカミ狩りや牧羊犬など、人間が必要とする役割にあわせての改良でしたが、愛玩目的で犬や猫を飼う人が増え、見た目の美しが追求され始めます。

日本においては、平安時代に貴族が猫を飼っていたという記録が残っています。

猫と犬の違い2:得意なこと

猫と犬の違いは、運動能力にも現れています。

猫は瞬発力に長けています。猫は獲物をつかまえる際、待ち伏せをして獲物が近くにきたら一気に飛びかかります。このような狩りのスタイルから、瞬発力に長けています。

また、高いところへ逃げた獲物を追いかける習性から、猫は木登りも得意です。

一方、犬種にもよりますが、犬が得意とするのは、持久力の必要な長距離走です。これは、獲物を長時間追跡していた歴史からきています。

この性質を利用して犬ぞりを引いているのが、アラスカンマラミュートやシベリアンハスキーです。

猫と犬の違い3:苦手なこと

次のページ:犬と猫の違いについてまとめ

初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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