Search

検索したいワードを入力してください

猫がブラックキャップを食べても大丈夫なのか?対処方法と対策をご紹介

更新日:2023年12月15日

本記事では、飼いネコが間違って口にしても問題が起こりにくい「ブラックキャップ」というゴキブリ駆除剤をご紹介します。ブラックキャップの特徴や猫が食べてしまった際の対処法に加え、猫を飼いながら使える駆除剤についてご説明します。

猫がブラックキャップを食べても大丈夫なのか?対処方法と対策をご紹介

ブラックキャップを食べたゴキブリを猫が食べてしまって大丈夫なのか?

ゴキブリが出る時期になると、自宅で飼っている猫がゴキブリを食べてしまわないか心配になることがあります。しかもそれが、駆除剤として置いたブラックキャップを食べたゴキブリなら、猫に健康被害が出てしまわなかとより一層不安になります。

アース製薬は猫が食べても無害な「ブラックキャップ」というゴキブリ駆除剤を開発しています。ここでは、ブラックキャップの飼猫に対する安全性についてご説明します。

昆虫にのみ効果を発揮する

実は猫がブラックキャップを直接食べてしまったりなめたりしても、猫駆除剤というなけではないのでそこまで大きな問題になることはありません。

ブラックキャップの成分は昆虫にのみ効果を発揮するように商品開発されています。たとえブラックキャップを食べたゴキブリを猫が食べたとしても、猫にはその毒は効きません。

ブラックキャップを食べたゴキブリを猫が食べてしまって大丈夫なのか?

例えばゴキブリ駆除剤で有名なホウ酸団子を食べてしまったゴキブリは猫が食べてしまうととても危険です。しかし、ブラックキャップの成分は「フィプロニル」と呼ばれる猫には無害な成分で作られているため、猫が口にしても問題ありません。

この「フィプロニル」という殺虫成分は、よく猫に使用する「ノミを駆除する薬」にも使用されているため、実は猫を飼っている方にとっては身近で安全性の高い成分です。

昆虫にのみ効果を発揮する

ブラックキャップは、前述した「フィプロニル」という殺虫成分で作られています。この効果はノミやゴキブリ、マダニなどの昆虫にのみ効果を発揮します。なので飼ってる猫や犬がゴキブリを食べたとしても、哺乳類であるためほとんど効果はありません。

しかもブラックキャップは、ゴキブリに効果が出る量しか殺虫成分が含まれておりません。さらには猫が無理やり容器を壊し辛い設計にもなっていますので、その点でも安心です。

ブラックキャップを猫が食べてしまったときの対処法

ブラックキャップは、いくら食べても安全な成分で作られているとはいえ、ブラックキャップを猫が食べてもいいというわけではありません。できる事ならば、猫が食べることがないように工夫するのが一番です。

今回は、万が一ブラックキャップを猫が食べてしまったときはどうすればいいのか、その対処法をご紹介します。

対処法1:すぐに動物病院に連れて行く

ブラックキャップは、基本的に猫に害が無いように作られています。しかし、ブラックキャップが猫の体質に合わない場合や、猫が大量にブラックキャップを食べてしまった場合は、猫が体調を崩すこともあります。

高齢な猫や体調不良な猫がブラックキャップを食べてしまうと心配です。こういった目に見える症状が現れた場合には、たとえいつものことだとしても何かがあってからでは遅いので、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

対処法2:少量の場合は様子を見る

もしも猫が食べたブラックキャップの量が少量で、特に猫の調子も悪くなく、一見問題無いようであれば、しばらく様子を見ましょう。

しかし、もし大量に猫がブラックキャップを食べてしまった時は、念のためすぐにでも動物病院に連れて行きましょう。その際医師には、いつ食べたか、どれだけの量かをしっかりと伝え、受診前にはなるべく水を飲ませることが大切です(可能であればで大丈夫です)。

ブラックキャップを猫に食べさせないための対策

次のページ:猫がいても使える駆除剤や駆除用品

初回公開日:2019年08月05日

記載されている内容は2019年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related