子猫の餌の与え方・適切な時間・回数・量｜いつまでミルクを飲む？

生後半年から12か月は子猫が成猫へと成長を遂げる時期です。永久歯が生えて、この頃から発情期も入ります。

特にこの時期に肥満になるケースが見られるので、食事の量と回数は極めて大事です。

猫の大きさを見ながらコントロールして、重すぎる場合はメーカーの推奨量を減らして標準体重を目指しましょう。与える餌の量は、7か月から12か月は一日に2～3回あげてください。

猫は他の動物に比べるとグルメな生き物と言われています。普段いつもの餌を食べていたかと思うと時間がたっても残っていたり、新しい餌を与えたら急に食べだしたり、なんてことが良く見られます。

元々好き嫌いは多い動物なので飽きてしまい他の餌を食べたくなる習慣があります。他にも体調や環境やキャットフード入れによっても変化がありますので猫がどういうときに食べなくなるかを飼い主は良く見てあげて下さい。

子猫の時は食事のバランスが非常に難しい時期ではありますが、ついついミルクを多めにあげがちになり、常に満腹感な状態になることがあります。

お腹がいっぱいなのに無理して飲ませてしまうと、肥満の原因やストレスで嘔吐をしてしまいます。

エサの量を見て適量を与えてもよく吐く猫は、少食であったり体調や環境に原因が見られます。猫が安心して過ごせる部屋にしてあげましょう。

猫はきまぐれな動物でありますが人間と同じで眠い時やだるい時も同じく見られます。

まとめて餌を食べるときもあればちょっと時間が空くこともありますので1日にどれだけの量を摂取しているかを見て様子をみてあげて下さい。

中には食事をしながら眠ってしまう猫もいます。あまりにだるそうにして寝てばかりで食事をとらない時は栄養のバランスも崩れるので早めに見てもらいましょう。

生まれてからミルクを飲んで過ごした子猫にとっては、第二の食事であるウェットフードを好んで食べるかは、餌の固さが原因で食べない時があります。

固形食に変えて、母猫にストレスをかけないことが理想ですが、固形物を食べ物と認識しないと中々食べてくれません。

子猫の餌の与え方は非常に難しいですが、ミルクの飲ませ方と一緒で、少しずつ子猫の好みを知っていきましょう。水に付けて時間をおいたウェットフードを試して下さい。

子猫が餌を食べない理由には、餌が大きすぎるというのもあります。

子猫の時期に歯の生え変わりがあるので、大きいフードを無理やり食べてしまうことで、それが歯の痛みや違和感につながって食欲不振になることがあります。

ウェットフードでも、子猫が食べられやすいように細かくして出してあげましょう。

子猫にも数週間すると自我が芽生えてきます。時にはめんどくさいと思うとき、もやもやした気分のとき、イライラしていて中々食事をしないときがあります。

一日中天気が悪くて大好きな日向ぼっこや窓の景色を楽しめないのも、子猫が餌を食べない原因になります。

あまり食べないときは、無理に餌をあげずにそっとしておくのも一つの手です。また、決まったルーティンを退屈に感じています。楽しいと思う行動をしてあげるのもよいでしょう。

猫はとてもグルメな生き物です。飼い主がとってもな餌を出していても、子猫にとってはそれがご馳走とは限りません。

猫は生後6か月までに口にしない食感や味は、大人になってから好んで食べない事があります。

もしかしたら知らないうちに子猫が好んでない味を食べさせようとして、それが猫には合わなかった可能性があります。猫の好みを見て合わせていきましょう。