猫が障子を破るときの対策方法5つ｜猫が障子を破る理由とは

猫は祖先が木の上で生活をしていたことから、本能的に周りの様子を見渡せるような高い場所を好む傾向にあります。

家の中でそのように登り降りできる場所がないと、必然的に家具や障子などに登ってしまいます。猫は上下運動が得意な生き物ですので、高いところに飛び乗ることは避けられません。

キャットタワーは猫の習性を生かした運動ができ、おまけに爪とぎ場所がついているものもありますので、これらでストレスや運動不足を少しは解消できるでしょう。

また、猫の寝床としても遊び場としても活躍してくれそうです。

据え置きタイプは、安定性が高く移動も簡単で、頑丈に作られている商品が多い上、設置の手間がかからないのもメリットです。

ただし、底に厚みがあり、ぐらつかない商品を選択することが絶対条件です。

また3本柱タイプよりも4本柱タイプの方が安定性もアップしますので、柱の本数にも注目しながら商品を選択しましょう。

猫の気分や動き方で角度などを自由に変えることができますので、猫の動きをよく観察し、その都度最適な角度や向きにしてあげると猫が使いやすくなるでしょう。

「突っ張りタイプ」は猫の運動不足を解消し、プライベートなスペースを確保できるタイプで、一番上まで登るとかなりの高さがあり、猫の本能的な習性も満足させてくれます。

ただし安全性の確保には注意しましょう。週に一度は突っ張り具合を調整してください。特に大型の猫が使う場合、突っ張り部分が緩みやすいおそれがありますので注意が必要です。

お値段はやや高めになりますが、木製のキャットタワーは頑丈で長期間使用することができるので、コストパフォーマンス的には良いです。

ハンモック以外は木でできているため、ホコリやハウスダストが気になる飼い主さんにもです。また汚れてもサッと拭き取ることができ、衛生面でも優れています。

しかし、なんといっても天然の木材を使用しているので、香りや感触がリラックス効果を生み、猫も飼い主さんも癒されることでしょう。

単に爪とぎ器といってもさまざまな種類があり、素材で大きく分けて段ボール・麻・カーペット・木製など4種類があります。

手に入りやすく価格もお手頃な段ボール素材のものは、爪とぎ器初心者向きです。使い終わった後は燃やせるゴミとして捨てられるので気軽に使えそうです。

麻素材の爪とぎ器は研ぎクズが出にくく、感触も樹木に似ています。

床に敷いて使用したり、壁や柱など傷をつけられたくない場所に取り付けられるカーペット素材の爪とぎ器もあります。

天然木材を使用した爪とぎ器は、爪の引っかかりも少なく耐久性も抜群です。

以下に猫が障子を破らないようにする対策グッズをご紹介します。

最適なグッズは、飼い主にとって強い味方になってくれます。よく調べた上で、「これだ」と思えるものをぜひ選んでください。

障子はそのままで、と希望される飼い主さんには、紙製と違って破れにくいプラスチック製の障子紙がです。

丈夫で破れにくいのはもちろん、冷暖房効果のアップで省エネ・節電をかなえてくれ、さらに、美しい障子の風合いは従来のまま、という理想的なグッズです。

種類も豊富で、のり貼り・アイロン貼り・テープ貼りなど使い勝手の良さに加えて、超強プラスチックという破れにくさに特化した商品など、層の厚さもの要因です。

プラスチックを障子紙の両面に貼り合わせしてあり、破れにくく、ペットの引っかき傷にも強い障子紙です。

専用の両面テープで障子に貼り付けます。従来の障子紙の風合いがあり、落ち着いた雰囲気になります。