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猫の耳毛のカットの方法|カットをするかのポイントをご紹介

更新日:2023年12月12日

猫は、自分で耳掃除ができません。猫の耳の内側にふんわり生えている耳毛は、耳の衛生状態によってはカットなどのお手入れが必要です。猫と飼い主双方の負担を減らすためにも、耳毛をカットした方がいい場合と、カットの方法、必要なアイテムをご紹介します。

猫の耳毛のカットの方法|カットをするかのポイントをご紹介

猫の耳毛の特徴

猫の耳は左右ともに、中央内側1~2cmの範囲にわたり、1cm程度の毛が生えています。背中などの他の箇所と、同じ生え方になっています。

通常、何もしなくても問題ありませんが、手入れすべきケースがあります。

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント

猫の耳はL字型になっていて、汚れが溜りやすい構造になっています。

耳毛は異物の侵入を防ぎますので、屋外へ出す猫の耳毛はそのままにしましょう。また、耳先に生えたリンクスティップはカットしてはいけません。

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント

  1. 外耳の通気性を妨げてしまう場合
  2. 衛生状態が悪い場合
  3. 耳毛が耳を塞いでいる場合
  4. 体質的に耳垢が溜まりやすい場合

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント1:外耳の通気性を妨げてしまう場合

猫の耳垢や汚れは、自然に外へと排出されるようになっています。

また、自分で掻き出すこともできます。飼い猫が後ろ足で耳を掻く姿を見たことのある人は、多いでしょう。

ですが、耳毛が耳の穴を塞ぐほどに長く多い場合や、猫が垂れ耳の品種の場合、耳の中の通気性が悪くなり、耳垢がドロっとした状態のまま残りやすくなります。

結果、耳垢や汚れが自然に排出できず、汚れたままになってしまいます。

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント2:衛生状態が悪い場合

耳の中の衛生状態が良くない場合、健康被害につながるおそれがあります。

耳の中でダニが発生したり、皮膚に健康問題が出てきますので、耳毛をカットして、衛生状態を改善してあげましょう。

汚れが溜りやすい場合、飼い主が注意してチェックする必要があります。耳毛が長いとチェックしづらく、掃除もしにくいので、そのために短く切るのもいいでしょう。

猫は自分で耳の中まで掃除ができません。飼い主による耳掃除が必要です。

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント3:耳毛が耳を塞いでいる場合

耳毛が耳の入り口を塞いでいる場合、外からの汚れの侵入を防ぐことができます。ですが、中からの汚れも排出されません。

猫の耳の中の汚れや耳垢は自然に排出されるようになっていますが、耳毛が多いと、フタのように耳を塞いでしまい、汚れや耳垢が中に残ったままになってしまいます。

汚れが溜ったまま長時間たつと、健康被害が出るおそれがあります。

猫の耳毛をカットするかどうかのポイント4:体質的に耳垢が溜まりやすい場合

耳の中に入ってきた物を分泌物で固めたものが、猫の耳垢の正体です。猫には個体差がありますので、耳垢が作られやすい体質の猫もいます。

この耳垢が溜りやすい性質ということは、耳の中の分泌物が多いか、汚れが入ってきやすいかのどちらかです。

どちらにせよ、自然に外に排出できるといいのですが、耳毛がそれを邪魔している場合はカットした方がいいでしょう。

また、猫が自分でやる耳掃除は、後ろ足のツメを使って掻き出すという方法で行われます。あまり何度も掻いていると、自分のツメで耳を傷つけてしまうおそれがあります。

猫の耳毛カットする際のアイテム

猫の耳毛カットには、まずははさみが必要です。猫の毛をカットする専用のはさみもありますが、人間用の物でも代用できます。

また、毛をカットするというより刈るのでしたら、バリカンを使用することもできます。

猫の耳毛カットする際のアイテム

  1. 先の丸いはさみ
  2. ペット用バリカン
  3. 眉毛カッター

猫の耳毛カットする際のアイテム1:先の丸いはさみ

次のページ:猫の耳毛のカットの仕方

初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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