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捨て猫を見つけたらやるべきこと6つと飼えない時の対処方法

更新日:2024年11月19日

捨て猫をみつけたらどうしますか?捨て猫を見つけたらまずやるべき事や、保護する時に注意すべき事などをご紹介します。捨て猫を見つけたら、保護する前に確認すべきことを頭に入れておけば、慌てずに保護する事ができるようになるでしょう。

捨て猫を見つけたらやるべきこと6つと飼えない時の対処方法

捨て猫の検査費や診察料の相場

動物病院の診察料がわからない場合はいくつかの動物病院に連絡して金額を確認してから向かう事をします。

野良猫を保護したら、どうしたらいいのかなと考える前に、最寄りの動物病院へ足を運びましょう。動物病院では一般的に初診料を合わせても触診や視診だけであれば1,000円前後で診てくれます。

飼うつもりがなく動物保護センターに預けるとしても、命にかかわるような場合は動物病院に連れていってあげましょう。

野良猫の保護だけではなく飼い猫にする場合にはワクチン接種や去勢、避妊手術も必要になります。
検査費・診察料料金相場
初診・聴診・触診・視診1,000円前後
糞便検査1,000円前後
去勢・避妊手術16,000円から30,000円前後
ワクチン5,000円前後

捨て猫を見つけたらやるべきこと6つ

捨て猫を見つけたら保護しなければ、捨て猫の命が失われてしまう可能性が高くなるでしょう。

捨て猫を見つけたら、飼う事はできなくても一時的に保護してあげて猫の里親探しをして上げれば失われずに済む命を助ける事ができます。

1:猫の寝床作る

野良猫を見つけたら、まずは住処となる寝床を作ってあげましょう。

猫を引き取ってくれる施設を探す事も大切ですが、かわいそうな猫が安心して寝れる場所を作ってあげて下さい。拾った猫は体調を崩している可能性も考えられます。

段ボールなどで根床を作りますが、寒さが気になる場合は、ペットボトルなどにお湯を淹れたりして湯たんぽを作ってあげましょう。

湯たんぽは直接肌に触れないように段ボールに敷いたタオルなどの下に入れるようにしてみましょう。

2:生後間もない子猫は保温をする

生後間もない子猫を拾った場合、子猫は自分で体温調節が難しく、保温を第一に考えてあげなければいけません。飼育するための段ボールなどの箱を用意し、タオルや毛布を敷いてあげます。

子猫の身体が冷たい場合はペットヒーターなどがあると便利ですが、ない場合は人用のホッカイロなどでも暖める事ができるでしょう。直接触れないように十分に配慮して下さい。

暖め過ぎて乾燥してしまう事も避けたいので、濡れたタオルなどを近くに干しておくと適度な湿度を保つ事ができます。

3:生後間もない子猫にはトイレケアが必要

子猫を保護したらやらなければいけない事として、トイレのケアも重要な事です。生後間もない子猫は自分で排泄する事ができず、母猫から促されてようやく排泄する事ができます。

生後間もない子猫を保護した場合、排泄のサポートをして上げなくてはいけません。母猫は舐める事で排泄を促しますので、同じように濡れた脱脂綿などで子猫をお尻を拭きます。

排泄をしないからと焦って刺激し過ぎないようにしないと、子猫の柔らかい皮膚が傷ついてしまいますので注意しましょう。

4:2ヶ月から成猫であればウエットフードを

生後2か月を過ぎているのであればウェットフードを食べさせることも可能です。子猫の場合は子猫用のミルクを用意してあげるよう必要があります。

捨て猫の場合、きちんとした食事ができていないことも多く、栄養失調に陥っている事も考えられますので、食べやすいウェットタイプのエサを用意してあげましょう。

固形タイプのエサは胃に負担をかけてしまう可能性もありますので、まずはウェットフードでようすを見ると良いのではないでしょうか。

5:生後~1カ月までは子猫用ミルク

生まれたての子猫や、生後2か月を過ぎていないような子猫を拾った場合、エサは固形やウェットフードなどではなく、猫用のミルクを用意してあげる必要があります。

猫用のミルクも種類があり、子猫用のミルクもありますが、手に入らない場合は猫用ミルクの分量に従って子猫が飲めるように作ってあげましょう。

用意できるのであれば子猫用の哺乳瓶も一緒に用意してあげると、ミルクを飲ませやすくなりますし、煮沸消毒などもできますので生成的です。

牛乳はNG

子猫用のミルクが手に入らないからといって、家にある牛乳を与えてはいけません。猫用のミルクと牛乳では含まれている成分に多少の違いがあります。

牛乳を飲んで下痢を起こしてしまう可能性もありますし、その場合、捨て猫はますます衰弱してしまうでしょう。猫用のミルクは糖分がカットされています。

乳製品がダメな猫もいますので、猫の体調を第一に考えるのであれば牛乳を与えるのは控えた方が猫にとってもです。

水の用意

子猫用のミルクは基本的に水で溶かす粉ミルクとなっていますので、新鮮な水を用意しておく必要があります。猫に用意してあげる水は常に清潔なものを用意してあげましょう。

猫のために用意する水は水道水でかまいません。ミネラルウォーターは避けて下さい。

猫に用意するお水は常温で、ミルク用に使うのであれば人肌に暖めたお湯を使うようにしましょう。
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初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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