犬か猫かどっちが飼いやすい？飼うときに知っておくべきこと8つ

「ペットとして家に迎え入れたいけれど、犬か猫かどちらにしようか悩んでいる」という方も意外と多いのではないでしょうか。

はっきりとした犬好きの人もいれば反対に猫好きの人もいますが、動物全般が好きで犬か猫かなかなか決められないという人も少なくありません。

犬と猫はどちらも可愛らしい存在ではありますが、その性格や習性は全く異なります。

犬か猫かどちらを家に迎え入れるべきか決めるための指標のひとつとして、ここではまず犬と猫の違いについて基本的な情報をチェックしておきましょう。

犬か猫かどちらを飼おうか迷っているのならば、まずは両者には本能的な性格の違いがはっきりと存在していることを知っておきたいものです。

たとえば、野生時代に群れで暮らしていた犬は飼い主さんのことを家族や仲間として認識して強い愛着を抱くのに対して、猫は単独プレーを好み、飼い主さんに犬ほどの強い愛着を抱くことはあまりありません。

また、犬は飼い主さんから構われることに大きな喜びを感じ、反対に猫は自分が構ってほしい時以外に飼い主さんに構われるとイラッとしたりストレスを感じてしまいます。

そのため、犬か猫かどちらを選ぶか悩んだ時には、自分や家族がペットに求める性格を考慮したうえで選ぶとよいでしょう。

犬か猫かどちらを選ぼうか悩んだ時には、お世話にかかる手間の違いについても考慮してみてください。

犬か猫かどちらがより簡単に飼育できるかというと、一般的に、犬よりも猫のほうがお世話にかかる手間が少ないと言われています。

というのも、犬は体調不良や天候不要などのトラブルがない限り、基本的に毎日1～2回のお散歩が必要になるからです。

また、猫は比較的自立心旺盛でクールな性格をしているのに対し、犬は飼い主さんとのスキンシップを強く求めるため、長時間お留守番をさせることはできません。

一緒に室内にいる時でも、猫はあまり飼い主さんに構ってもらおうとしないのに対し、犬はできうる限り飼い主さんに構ってもらおうとするでしょう。

飼育にかかる費用についても、犬か猫かどちらにしようか迷った時にチェックしておきたいポイントだと言えるでしょう。

犬にせよ猫にせよワクチン接種や定期的な健康診断の受診に加えて、フードやおもちゃなどの費用がかかることは変わりありませんが、大型犬であるならば猫よりも飼育費用が増えることになります。

というのも、体の大きい大型犬は猫よりもはるかに食事量が多いからです。また、猫はトリミングやシャンプーがあまり必要ありませんが、たとえばトイプードルのような犬種は1～2か月ごとにトリミングが必要になります。

このように美容費がかかるかどうかという点も、猫と犬の違いのひとつとして忘れてはならないでしょう。

「犬か猫かどちらを飼おう」と迷っているならば、まずは両方の性格や飼育方法について知ることが必要です。

ここではまず、犬を飼うときに知っておくべきことについて8つピックアップしてご紹介していきます。

犬と猫とでは飼育方法も接し方も性格も大きく異なりますので、犬か猫かで迷った時には以下の情報を参考にしながらどちらを家に迎え入れるか考えてみてください。

犬を飼うときに知っておきたいこととしてまず挙げられるのが、毎日散歩が必要であるということです。

体調に問題があったり台風などが来ないかぎり、基本的には毎日散歩に連れて行かなければ犬は心身ともにストレスをためてしまいます。

大型犬はもちろんのこと、小型犬であっても散歩は必要です。たとえ気分が乗らなくても時には面倒くさいと感じても、犬の健康と幸せのために毎日散歩に連れて行くのは飼い主さんの義務だからです。

犬か猫かどちらにしようかと迷った時には、犬を飼った場合自分は果たして毎日散歩をきちんとしてあげられるのかを考えてみてください。

定期的なシャンプーが必要であるというのも、犬を飼うときに知っておくべきことのひとつとして挙げられるでしょう。

犬は人間のように汗をかくことはありませんが、毎日散歩をする中でどうしても体が汚れるなど体臭がするので、衛生面・美容面の両方から定期的にシャンプーをする必要があります。

毎日入浴をする人間と比べると、犬のシャンプーは1ヵ月に1～2回と少なくて済みますが、それでもものぐさな性格をしている人からすると定期的なシャンプーは大変に感じることもあるでしょう。

犬を飼うときに知っておくべきことのひとつとして、基本的に人懐っこい性格をしているということも含まれます。

もちろん犬種や個体によって性格の差はありますが、犬は基本的に人が好きな生き物であり、飼い主さんがきちんとお世話をして可愛がれば、飼い主さんのことを家族として認識して愛情を向けてくれます。

犬か猫かどちらを飼うか迷った時、もしも愛情を素直に向けてくれるペットがいいのならば、人懐っこい犬を選ぶのがです。