猫は幸運をもたらす守り神だった!日本の猫神社と世界の猫神信仰
更新日:2024年11月23日
猫が神様として扱われる理由
猫ブームということもあり、家族の一員として猫をペットに迎え入れている人も多いでしょう。昔から人と猫は、深い繋がりがありました。
縁起物である招き猫だったり十二支の候補だったりと、福を呼ぶ象徴や逸話に登場する動物として親しまれています。
日本に限らず世界各国で、猫を守り神として扱っているのを知っていますか?その代表的な理由を紹介します。
縁起物である招き猫だったり十二支の候補だったりと、福を呼ぶ象徴や逸話に登場する動物として親しまれています。
日本に限らず世界各国で、猫を守り神として扱っているのを知っていますか?その代表的な理由を紹介します。
ネズミを捕る
現代のように食料の保管状況が優れていなかった昔は、ネズミは人にとって天敵でした。
天敵である害獣・ネズミを退治して、人々の生活場所を守ってくれる猫は大切な守り神として扱われてきた動物です。
また養蚕が盛んに行われていた地域では蚕をネズミから守る猫を神様として、現在でも信仰しています。日常生活の守り神として崇め、大切にする習慣が根付いているのも納得です。
天敵である害獣・ネズミを退治して、人々の生活場所を守ってくれる猫は大切な守り神として扱われてきた動物です。
また養蚕が盛んに行われていた地域では蚕をネズミから守る猫を神様として、現在でも信仰しています。日常生活の守り神として崇め、大切にする習慣が根付いているのも納得です。
夜に目が見える
人間は自身には持っていない特別な性質に憧れ、スピリチュアル的な魅力を感じます。猫は暗闇の中でも物を見れることから、旅の守り神として崇められてきました。
人に比べると猫の目に多く含まれているグアニンが、弱い光が目に入った時に強い光へと変える効果があるため、僅かな光でも物を見ることができるようになっています。
スピリチュアルの世界では、猫は人間が持つオーラを見ることができるとさえ言われています。
人に比べると猫の目に多く含まれているグアニンが、弱い光が目に入った時に強い光へと変える効果があるため、僅かな光でも物を見ることができるようになっています。
スピリチュアルの世界では、猫は人間が持つオーラを見ることができるとさえ言われています。
ヒーリング能力を持つ
猫をペットとして買っている家庭では特に、この癒しを実感している人も多いでしょう。
猫は守り神としてだけではなく、古代から不思議な能力を持つ動物として崇められてきました。人のオーラや、表面では分からない本物の心が見えると言われています。
不調な箇所があれば、そっと体を乗せて癒してくれたり、悲しい気持ちになっている人をみると寄り添ってくれたりと、まるでヒーリングしてくれているかのような行動をとります。
猫は守り神としてだけではなく、古代から不思議な能力を持つ動物として崇められてきました。人のオーラや、表面では分からない本物の心が見えると言われています。
不調な箇所があれば、そっと体を乗せて癒してくれたり、悲しい気持ちになっている人をみると寄り添ってくれたりと、まるでヒーリングしてくれているかのような行動をとります。
猫神様を祀る神社5社
昔から猫を守り神として崇めている地域では、猫神様を神社に祀っているところがあります。特に養蚕産業が盛んに行われていた宮城県は、猫神社の宝庫です。
しかし宮城県に限らず、日本各地には猫神様が祀られている神社が数多く存在します。それぞれの神社の場所やルーツ、見どころなどを見ていきましょう。
猫を飼っている人、猫好きな人は要チェックです。
しかし宮城県に限らず、日本各地には猫神様が祀られている神社が数多く存在します。それぞれの神社の場所やルーツ、見どころなどを見ていきましょう。
猫を飼っている人、猫好きな人は要チェックです。
猫神様が祀られている日本の神社
- 南部神社
- 阿豆佐味天神社
- 厳ノ金毘羅神社
- 今戸神社
- 田代島猫神社
猫神様を祀る神社1:南部神社
猫が化け猫となった猫又(ねこまた)が、狛猫として鎮座していることで有名なのが新潟県長岡市にある「南部神社」です。
織物産業が栄えていたこの地では、ネズミを撃退する猫は守り神でした。そのことから、この神社ではネコ神様が祀られています。
「南部神社」にいる狛猫権現は守り神としての他に、招き猫としても重宝されていて商売繁盛などのご利益があるとも言われています。
織物産業が栄えていたこの地では、ネズミを撃退する猫は守り神でした。そのことから、この神社ではネコ神様が祀られています。
「南部神社」にいる狛猫権現は守り神としての他に、招き猫としても重宝されていて商売繁盛などのご利益があるとも言われています。
猫神様を祀る神社2:阿豆佐味天神社
猫の神様がいることで有名な「阿豆佐味天神社」は、東京都立川市にあります。安産や子授けの守り神・立川水天宮とも呼ばれている神社です。
境内には蚕影神社があり、この蚕の守り神として猫を祀ったことから始まりました。それ以来水天の猫神として、地元の人々から信仰され続けています。
飼い猫が迷子になったら、この神社で祈願すると猫が戻ってくるという逸話もあることから「猫返し神社」としても有名です。
境内には蚕影神社があり、この蚕の守り神として猫を祀ったことから始まりました。それ以来水天の猫神として、地元の人々から信仰され続けています。
飼い猫が迷子になったら、この神社で祈願すると猫が戻ってくるという逸話もあることから「猫返し神社」としても有名です。
猫神様を祀る神社3:厳ノ金毘羅神社
東京都青梅市にある「厳ノ金毘羅(いわおのことひら)神社」には、祈願成就した参拝者から奉納された招き猫が本殿に置かれています。
厳ノ金毘羅神社は巌山の中腹にあり、青梅市を見渡すように鎮座しています。青梅市もかつては養蚕が盛んだったこともあり、繭の守り神として崇められたことが、この神社の起源です。
明治時代以降は「琴平神社」と呼ばれ親しまれています。
厳ノ金毘羅神社は巌山の中腹にあり、青梅市を見渡すように鎮座しています。青梅市もかつては養蚕が盛んだったこともあり、繭の守り神として崇められたことが、この神社の起源です。
明治時代以降は「琴平神社」と呼ばれ親しまれています。
今戸神社
初回公開日:2019年08月09日
記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。