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野良猫の赤ちゃんを飼う方法|子猫を保護してからすべきことと注意点

更新日:2024年06月21日

野良猫の赤ちゃんの中には、育児放棄をされてしまったり、母猫とはぐれてしまったりなどして、自力で生きられない状況に陥ってしまうこともあります。そのため、猫を保護する人もいますが、今まで屋外で自由に生活をしてきたため、急に屋内での生活に戸惑うこともあります。

野良猫の赤ちゃんを飼う方法|子猫を保護してからすべきことと注意点
野良猫の赤ちゃんを保護した人の家には、すでに別の猫が一緒に生活をしているということもあります。野良猫に限らず、新しい猫を家族として迎え入れる場合には、先住猫といきなり会わせてしまうと喧嘩になってしまうことがあります。

赤ちゃん猫は体も小さく、力も弱いため、先住猫が大人の場合は喧嘩になってしまうと赤ちゃん猫が大怪我をしてしまう危険性があります。

そのため、まずは部屋を隔離して赤ちゃん猫の臭いに慣れさせたり、ケージ越しに会わせるなど、様子を見ながら徐々に慣れさせましょう。

野良猫の赤ちゃんを飼う際のポイント4:トイレは気長にしつけよう

保護した野良猫の赤ちゃんがある程度の大きさで、すでに自分でトイレができるようになっていた場合、今まで屋外では自由な場所でトイレを済ませる生活をしています。

そのため、家にトイレを用意しても、あちこちでトイレをしてしまうことがあります。また、今まで決められた場所でトイレをするという習慣を持っていなかったため、トイレトレーニングに時間がかかってしまうこともあります。

すぐにトイレを覚えてくれる場合もありますが、野良猫の赤ちゃんを保護したのであれば、トイレは覚えるまでに時間がかかると思っておきましょう。

野良猫の赤ちゃんと暮らす時の注意点

野良猫の赤ちゃんを保護することで、初めて猫と生活をすることになるという人もいます。急に猫と生活することになるので、猫に関する知識が少ないという人も多いです。そのため、まずは猫の知識を身につけることが必要となります。

野良猫の赤ちゃんの注意点

  • 食べさせてはいけないものを知る
  • お風呂は病院に相談する
  • 必要な物を揃える
  • 不妊手術を考える

野良猫の赤ちゃんと暮らす時の注意点1:食べさせてはいけないものを知る

急に初めて猫と生活をするようになった人は、猫の知識が少ないことで猫を危険な目に遭わせてしまうこともあります。

その中でも特に注意しなければいけないことが食べ物です。

野良猫はなんでも食べているようなイメージがありますが、ネギ類、チョコレート、スパイス類、イカ、タコ、エビ、卵など、猫に食べさせてはいけない物は意外とたくさんあります。

場合によっては、これらを食べてしまうことで命を危険な状態にしてしまうこともあるので、必ず猫の食事の知識は入れておくようにしましょう。

野良猫の赤ちゃんと暮らす時の注意点2:お風呂は病院に相談して

野良猫の赤ちゃんは屋外で生活をしていたため、体が汚れていることもあります。そのため、家に連れ帰ってお風呂に入れてあげたいと思ってしまう人もいます。

しかし、猫は濡れることを嫌うことが多く、赤ちゃん猫にとってお風呂は大きなストレスと体に負担をかけてしまうことになります。また、急にお風呂に入れられることで、人に対して不信感を持ってしまうこともあります。

どうしてもお風呂に入れたい場合には、病院で害虫駆除剤を処方してもらい、その際に獣医に相談してみましょう。

野良猫の赤ちゃんと暮らす時の注意点3:必要な物を揃える

野良猫の赤ちゃんを保護した際には、急に猫との生活が始まります。そのため、今まで猫を飼ったことがない家の場合には、猫と生活するための道具が何もないということが多いです。

まずは野良猫の赤ちゃんの健康状態を維持することが最優先のため、細かい物は後回しにして、必ず必要となるケージとトイレと食事を用意しましょう。

食事は猫の年齢に合わせた物を用意して、寒ければ毛布を用意したり、不安そうにしていれば隠れられる場所を用意してあげたりなど、赤ちゃんの様子を見ながら必要な物を追加していきましょう。

野良猫の赤ちゃんと暮らす時の注意点4:不妊手術を考える

野良猫の赤ちゃんを保護した家に、すでに先住猫がいるという場合もあります。これらの猫が不妊、去勢手術を行っていないと、子供を産んでしまう可能性があります。無理な多頭飼いを避けるためにも、避妊、去勢手術は行うようにしましょう。

また、家には迎え入れた赤ちゃん猫しかいないという場合でも、不妊、去勢手術は受けさせましょう。多頭飼いでない場合は猫が子供を産むことはありませんが、不妊、去勢手術には病気予防の目的も含まれています。

不妊、去勢手術は猫が大きくならないとできないため、獣医と相談しながら進めましょう。

猫を飼う時に必要な物

上記で述べた通り、野良猫の赤ちゃんを保護した場合、急に猫が家族となるため、迎え入れる準備ができていないということは多いです。そのため、猫と生活をしながら必要な物を準備していく必要があります。
次のページ:野良猫の赤ちゃんをケアして一緒に暮らしていこう

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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