【オス/メス別】スコティッシュフォールドの性格の特徴・子猫の性格

スコティッシュフォールドはとても優しく静かな性格ですので、初めて猫を飼う人やアパートなどでネコを飼いたい方にもです。

しかし、飼い主が仕事などで長期的に家にいない時間が多いと構ってもらえないことにストレスを感じてしまいます。子猫のうちは特に甘えたい時期ですので、常に飼い主さんと一緒にいないと不安を感じてしまいます。

また、大人になるとおっとりとしていますが、子猫のうちは好奇心旺盛で遊び盛りです。猫じゃらしなどでたくさん遊んであげてください。スコティッシュフォールドは他のネコに比べて運動量が少ないと言われているので、運動不足解消にもなります。

また、もともと人間が大好きな子が多いので、怖い思いなどをさせなければすぐに懐いてくれます。飼い主さんの後を追って歩いたりすり寄ってくる愛くるしい性格ですので、子猫のうちからたくさん可愛がってあげましょう。

先ほどもご紹介した通り、一般的にスコティッシュフォールドは温厚な性格と言われています。

しかし、最近はネットで「スコティッシュフォールド凶暴」というワードを目にすることも多くなってきました。これは、凶暴になってしまった理由は飼い主さんにあったり、飼っている環境に問題がある場合がほとんどです。

ネコちゃんの性格も人間と同じで、「スコティッシュフォールドだからみんな温厚」というわけではないのです。逆に、「一部のスコティッシュフォールドが凶暴だから、温厚なんて嘘」というわけでもありません。

凶暴化してしまったスコティッシュフォールドを飼っている方は、ネコちゃんに何かストレスになる原因がないか、今一度振り返ってみてください。かまいすぎて嫌がっている、爪のカットの時などに何か痛い思い・怖い思いをさせてしまったなど原因がある可能性があります。

また、複数のネコちゃんを飼っている場合、性格の合わない猫がいる、エサの取り合いになっているなど、他のネコちゃんに敵対心を持ってしまうと安心して暮らすことができずにどんどん凶暴になってしまいます。飼い主さんとの相性だけでなく、他のネコちゃんとの相性も非常に大事です。

触るのを極端に嫌がったり、爪を立て引っ掻いたりするなど、あまりにも凶暴化して解決法が分からない場合は、早めに獣医さんへ相談してみてはいかがでしょうか。

スコティッシュフォールドは「耳折れのネコ」と思っている方も多いでしょうが、実は耳が折れている子は、スコティッシュフォールド全体の約30パーセントしかいません。スコティッシュフォールドの耳折れは突然変異が原因と言われており、軟骨の形成が不完全で、柔らかい耳の状態で産まれてくることによって耳が折れています。

耳が折れていないスコティッシュフォールドは全体の70パーセントもおり、実は耳折れの方が珍しいというわけです。

立ち耳のスコティッシュフォールドと、折れ耳のスコティッシュフォールド、性格は何か違いがあるのかというと、特に大きな違いはありません。もちろん一匹一匹、それぞれ多少性格の違いはありますが、立ち耳と折れ耳どちらのスコティッシュフォールドについても、温厚で優しい性格の子が多いと言われています。

シルバータビーは、白やグレーと黒の縞模様の毛色です。アメリカンショートヘアに多く見られる毛色です。優しいカラーがスコティッシュフォールドの丸い顔立ちと性格にぴったりといった毛色でがあります。

シルバータビーは、神経質で忍耐強い性格の子が多いと言われています。我慢ができる子ですが、病気の時などになんともないような顔をして痛みを耐えてしまうことがあるので、普段の生活の中で変化はないか、様子を見てあげることが大切です。

トーティは一般的にいうブチ柄を表す毛色です。様々な柄のネコがおり、全く同じ柄のネコはいないのが魅力です。たまにハートに見える柄の模様が入っていたりもするので、出会えた時には嬉しくなります。

トーティは、冒険家で好奇心旺盛な性格の子が多いと言われています。遊ばせたら夢中になってずっと遊んでしまい、いたずらが大好きなのもこのトーティが多いです。何をされても憎めない愛くるしさを持っています。

全身真っ白というよりも、クリームホワイトといった毛色です。ふわっと見えてつい抱きしめたくなる愛くるしい見た目です。白い毛色のネコは、繊細でクールな性格の子が多いと言われています。綺麗好きな子が多いので、寝る場所やエサのトレイなどは綺麗な状態にしてあげてください。

スコティッシュフォールドは見た目はもちろん、甘えん坊で寂しがり屋な可愛らしい性格ですので飼いたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

スコティッシュフォールドに限らず、それぞれのネコちゃんによって性格や特徴も様々です。「可愛いから」という理由だけでなく、せっかく出会えたネコちゃんに一生愛情を注いでいけるか、その覚悟が持てるかどうか、今一度考えてみてください。

これからの生活の中で、飼い主さんとネコちゃんがいつでも楽しく快適に暮らしていけるよう、ネコちゃんの性格や特徴をきちんと理解してあげることを心がけましょう。