犬はなぜカーペットをなめるのか？カーペットをなめる理由6つ

飼い主なら誰でも部屋で愛犬の行動に驚くことがあり、そして悩まされることが多くあります。

たとえばカーテンを引っ張ったり家具を壊したり、吠えたりして、「ストレスかな？」と考えたりしますが、カーペットをなめるという行動はどういう意味なのかと悩みます。

犬が絨毯をなめるのはどんな意味があるのかを紹介します。

単純にカーペットに食べものやジュースなどのニオイがついていて、それでなめることがあります。

犬は嗅覚が優れているので、落としたものを拭き取っても感知してしまい、お気に入りのニオイだと、ペロペロと舐め続けています。

生ゴミ箱は注意が必要で、まわりに落ちている食べものの欠片を舐めたり、ニオイを辿ろうとして生ゴミ箱のなかを漁ってしまうので注意が必要です。

また、犬にとって有害な食べものがあるので、落としたときはキレイに掃除をしましょう。

愛犬がカーペットをなめるのは飼い主の関心を引くためになめることがあり、構ってもらえなかったり、寂しい思いをしている犬に見られる光景です。

よく見られるときは、おそらくカーペットをなめているときに声をかけてもらえたことを覚えていてカーペットをなめると構ってもらえたと、学んでしまったのでしょう。

こんなときは犬がなめたら「あ」と短く低い声で犬を驚くくらいの声で叫び、少し驚かしてなめることを止めさせて、別の部屋に移動します。

愛犬が「カーペットを舐めると飼い主がいなくなる」と学習させましょう。

カーペットや絨毯に食べもののニオイがついていないのになめる場合は、ストレスが溜まっている可能性があります。

散歩に出かけられず運動不足であることや、飼い主とのコミュニケーション不足であるときによく見かける光景と言われています。

雨で散歩で行けない日は、家の中でオモチャで遊ぶことで運動させて、話しかけたり、スキンシップをとることでストレスが軽減されてなめることを止めるかもしれません。

犬は家のなかで、つねになにか探していて、オモチャで遊んだり、寝ていたり、ご飯を食べたり、やることがなくなると次に興味を引くものを探し続けます。

留守番のときにイタズラをする犬は、このような心理が働いているのか、単純になめるという行動が、犬にとってたのしい暇つぶしとして認識しているのか、犬の舐めるという行動はさまざまです。

小腹が空いてる、胃がムカムカするなど胃の不調が原因のことがあります。

また、昼夜逆転の生活や騒音などの乱れた生活環境により、自律神経のバランスが崩れて、気持ちが落ち着かないときにカーペットや絨毯をなめることがあります。

犬は草を食べて吐くことで、胃の調子を整えることができて、一種の生理現象ですが、家庭で過ごすことが多い今の愛犬はこの欲求を満たすことができないのです。

このためにカーペットをなめることで少しでも胃を整えようとしているのです。

犬のお腹が空いていてエサをほしがるときも、カーペットや床をなめる場合があります。

犬もご飯を食べたくて早くほしがっている場合があり、犬は話せないので、意思を伝えるための手段として、カーペットや絨毯をなめる犬がいて、それが習慣になってしまう愛犬がいるのです。

カーペットを舐めるほどお腹が空いている状況にならないように、エサを忘れないようにしましょう。

回数が少なく、少しなら問題はないでしょうが、回数も多く長い間カーペットを舐めていると止めさせる必要があります。

また舐める原因が分かっているなら、それを取り除いてみて、その後にどうなるかを確認のために見守る必要があります。

日ごろから愛犬を観察することが大切なケアになり、愛犬とのスキンシップが、愛犬の精神を安定させて、愛犬が病気をしていないかを飼い主が確認をすることができます。