オス犬にオムツ10選｜3つの種類や選び方を解説！

オス犬はマーキングをするので、オムツの必要性があります。

マーキングだけでなく、犬も高齢化により排尿困難に陥り、お漏らししてしまう場合があります。そんなときにオムツを付けてあげれば、ペットが安心して暮らせるようになります。

また、犬を連れて施設内を歩くときや旅行に行った際、乗物に乗ったとき、病気のとき、長時間のお留守番のときなどにオムツを使用すれば、犬も飼い主も互いに安心して過ごすことができます。

オス犬にオムツをする方法はいくつかあるので、その機能性や内容・メリットとデメリットについてご紹介していきます。

オス犬のオムツをマーキング防止用・オスメス兼用・人間用を代用するの3つの視点から検証していきます。

オス犬を飼育している人は、このどれかのオムツの方法を試してみた方も多いのではないでしょうか。3種類のオムツはそれぞれに利点と欠点があります。以下から詳しくご説明していきます。

マナーバンドはマーキング癖のあるワンちゃんの腰に巻きつけて使用するもので、オス犬用にマナーバンド型のオムツが売られています。

家の中でマーキングをされると、部屋が臭くなったり不衛生になります。よそのお宅や外出先の施設内でそれらの行為をされると他人に迷惑がかかり、飼い主も困ってしまいます。

そんなときはマナーバンド型オムツを利用しましょう。マナーバンド型オムツのメリット・デメリットをご紹介していきます。

マナーバンド型のオムツのメリットは、犬がマーキングしても尿がかからないようにすることです。

車での移動中も犬の動きが気にならなくなります。マナーバンド型のオムツは布製と紙製が販売されています。

使い捨てで便利なタイプが紙製です。もしもオムツを噛みちぎってしまうワンちゃんがいたら、布製をします。

オス犬用のマナーバンド型のオムツは、オスメス兼用のオムツと違って、尿を吸収する場所が違っています。

オス犬のマナーバンド型のオムツのデメリットは、犬が慣れるまでがたいへんなことと、蒸れるとかぶれやすくなるので、吸収パッドやオムツをこめまに交換する必要があることです。

マナーバンド型のオムツはワンちゃんの腰にぴたりと装着させなくてはいけないので、長時間身につけさせたときに犬にとって大きなストレスとなります。

少しずつ慣らしていってあげてください。

オス犬にオスメス兼用オムツを使用することもできます。

オスメス兼用オムツには、尻尾を通す穴が空いています。主におなかに巻くだけのマナーバンド型のオムツと違い、おしりをすっぽりと隠してくれます。

だからオスメス兼用オムツは、犬の尿だけでなく便も吸収してくれる働きがあります。マナーバンド型のオムツよりも吸収性が高いことが特徴です。

オスメス兼用オムツは、腰に巻きつける部分がマジックテープで作られているので、ある程度大きさを調整することができます。

オスメス兼用オムツは、オス犬のマーキングや生理、尿や便も吸収してくれるたいへん便利なアイテムです。装着にある程度の余裕があるので、犬のストレスがマナーバンド型のオムツに比べて軽減されます。

ものによっては大容量を吸収してくれるので、長い留守のときや旅行・外出の際はたいへん便利です。

オスメス兼用オムツは蒸れやすいので、肌にやさしいものを選ぶ必要があります。

大容量を吸収してくれるオスメス兼用オムツは、長時間使用しているとそれだけ重量が増す可能性があります。犬の体の負担となり、不快感・ストレスの原因になることがあります。

また、オスメス兼用オムツはパンツ型なので、マナーバンド型のオムツに比べて着脱に手間がかかります。外出時などは、着脱しやすいオスメス兼用オムツを選ぶ必要があります。

オス犬のオムツに、人間用のオムツを代用する方法もあります。

人間用のオムツに犬の尻尾用の穴を空けるだけで、簡単に犬用のオムツとして使用することができます。特に、コーギーやトイプードルなどの尻尾が短いタイプの犬にはです。

人間用オムツに犬の尻尾用の穴を空けると、オムツの繊維がぼろぼろと外へ飛び出してくる恐れがあるので、縦に切り目を入れる程度にしておきましょう。