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子犬のドッグフードおすすめ|選び方・給餌量・切り替え時期を徹底解説

更新日:2026年08月15日

1分でわかるこの記事の要約 子犬のフードは「総合栄養食」かつ「成長期用(子犬用)」で、犬種サイズに合った粒を選ぶのが基本です。 与える回数は生後3か月までは1日3〜4回、それ以降は徐々に減らして1歳頃に1日2回へ移行しま […]
子犬のドッグフードおすすめ|選び方・給餌量・切り替え時期を徹底解説
1分でわかるこの記事の要約
  • 子犬のフードは「総合栄養食」かつ「成長期用(子犬用)」で、犬種サイズに合った粒を選ぶのが基本です。
  • 与える回数は生後3か月までは1日3〜4回、それ以降は徐々に減らして1歳頃に1日2回へ移行します。
  • 量はパッケージの目安を起点に、体重の推移とボディチェックで微調整します。
  • 成犬用への切り替え時期は犬種サイズで異なり、小型犬は早め、大型犬は遅めが目安です。

子犬の1年間は、人間の十数年分に相当するスピードで体が作られる時期です。この時期の食事は、骨格・筋肉・免疫の土台をつくる大切な要素になります。とはいえペットショップの棚には無数のフードが並び、「うちの子にはどれが合うの?」と迷ってしまうもの。この記事では、子犬のドッグフードを選ぶ具体的な基準、月齢別の与え方、量の決め方、そして切り替えの手順までを整理して解説します。


子犬のドッグフードを選ぶ4つの基準

1. 総合栄養食であること

ドッグフードには「総合栄養食」「間食」「その他の目的食」という区分があります。毎日の主食にできるのは総合栄養食のみです。パッケージに記載があるかを必ず確認しましょう。おやつやトッピング用の商品を主食にすると栄養が偏ります。

2. 成長期(子犬用)に対応していること

子犬は成犬よりも体重あたりのカロリー、たんぱく質、カルシウム、リンを多く必要とします。「子犬用」「パピー」「成長期用」、または「全成長段階(オールステージ)」対応の表示があるものを選びます。成犬用では成長に必要な栄養が不足します。

3. 犬種サイズに合った設計と粒の大きさ

小型犬用と大型犬用では、カロリー密度や粒の大きさ、カルシウムの設計が異なります。特に大型犬の成長期は、カルシウムを過剰に与えると骨や関節の発育に影響する可能性が指摘されており、大型犬用として設計されたフードを選ぶことが推奨されます。逆に小型犬は口が小さいため、粒が大きいと食べにくく、丸呑みや食べ残しにつながります。

4. 続けられる価格と入手性

どんなに良いフードでも、買い続けられなければ意味がありません。近所やネットで安定して手に入り、家計に無理のない価格帯であることは、実は非常に重要な選定基準です。頻繁にフードを変えると胃腸に負担がかかるため、長く続けられるものを選びましょう。

子犬用フード選びのチェックリスト

  • 「総合栄養食」の表示がある
  • 子犬用・成長期用・全成長段階対応である
  • 犬種サイズ(小型・中型・大型)に合っている
  • 原材料の先頭が動物性たんぱく質
  • 粒の大きさと硬さがその子に合っている
  • ブリーダーやショップで食べていたものと近い

ドライ・ウェット・手作りの違いや、それぞれのメリットについては犬・猫のごはんの選び方で詳しく比較しています。


月齢別|子犬の食事の与え方

生後2か月まで:ふやかしフードが基本

歯や消化機能が未発達なため、ドライフードはぬるま湯でふやかして与えます。熱湯は栄養素を損なうことがあるので、40℃程度のぬるま湯を使いましょう。1日4回程度に分けて与えます。この時期は低血糖を起こしやすいため、長時間空腹にさせないことが大切です。

生後2〜3か月:お迎え直後の注意点

お迎え直後は環境の変化で緊張しており、食欲が落ちることがあります。この時期にフードまで変えると負担が重なるため、それまで食べていたフードをしばらく続けるのが原則です。1日3〜4回に分けて与え、少しずつふやかす水分を減らしていきます。

生後3〜6か月:最も栄養が必要な時期

成長のスピードが最も速く、食べる量も増えます。1日3回を基本とし、乳歯から永久歯に生え替わる時期でもあるため、口を痛がる様子があれば少しふやかして与えると食べやすくなります。歯の生え替わりの時期に口周りを触る練習をしておくと、将来の歯みがきがスムーズになります。

生後6〜12か月:徐々に1日2回へ

成長が緩やかになり、必要カロリーも落ち着いてきます。1日3回から2回へ移行していきます。この時期に運動量が増える子も多いので、体つきを見ながら量を調整しましょう。

成犬用への切り替え時期

切り替えの目安は犬種サイズによって異なります。小型犬は生後8〜10か月頃、中型犬は生後12か月頃、大型犬は生後15〜18か月頃が一般的な目安です。ただし個体差があるため、かかりつけの獣医師に成長の状態を見てもらって決めるのが確実です。避妊・去勢手術後は必要カロリーが下がるため、その前後で量の見直しも必要になります。

月齢と食事回数の目安

  • 生後2か月まで:1日4回(ふやかし)
  • 生後2〜3か月:1日3〜4回
  • 生後3〜6か月:1日3回
  • 生後6〜12か月:1日2〜3回
  • 1歳以降:1日2回

与える量の決め方とボディチェック

パッケージの給与量は「出発点」

フードの袋に書かれた給与量は、月齢と予想成犬体重をもとにした平均値です。実際には活動量や体質で必要量が変わるため、これを起点に増減させます。まずは記載どおりに1週間与えて、体重と体つきの変化を見るのが確実な方法です。

1日分を計量して小分けにする

キッチンスケールで1日分を測り、回数分に分けておくと、家族の誰が与えても総量がぶれません。おやつを与えた日は、その分だけ主食を減らして総カロリーを調整します。おやつは1日の総カロリーの1割程度までが目安です。

週1回の体重測定とボディチェック

子犬期は順調に体重が増えていくのが正常です。あわせて、体を触って肋骨が薄い脂肪の下に感じられるか、上から見て腰にくびれがあるかを確認しましょう。増え方が急すぎる場合も、止まってしまった場合も、獣医師への相談が必要です。体型評価の詳しい方法は犬と猫のダイエットで解説しています。


フードの切り替え手順と食べないときの対処

7〜10日かけて段階的に

新しいフードへ変えるときは、これまでのフードに1〜2割混ぜて始め、数日ごとに比率を上げていきます。7〜10日、胃腸が弱い子なら2週間かけると安心です。切り替え中は便の状態を毎日確認し、下痢が続く場合はいったん前の比率に戻します。

食べないときに試せる工夫

ぬるま湯を少量加えて香りを立たせる、ウェットフードを少し混ぜる、食器の位置や高さを変える、静かで落ち着ける場所に移すといった方法があります。遊びの直後で興奮しているときは食べないこともあるため、少し落ち着かせてから出すのも有効です。

受診が必要なサイン

子犬が半日以上まったく食べない、ぐったりしている、震えている、繰り返し嘔吐する、下痢に血が混じるといった場合は、低血糖や感染症の可能性があります。子犬は体力の予備が少ないため、様子を見ずに動物病院を受診してください。夜間に備えて救急対応の病院を事前に調べておくと安心です。病院選びは後悔しない動物病院の選び方を参考にしてください。

子犬に与えてはいけない食べ物

  • 玉ねぎ・ネギ・ニラなどのネギ類
  • チョコレート・ココア・コーヒー
  • ブドウ・レーズン
  • キシリトール入りのガムやお菓子
  • アボカド、マカダミアナッツ
  • 加熱していない生地(パン生地など)
  • 味付けされた人間の食事、骨付きの加熱した骨

誤って食べてしまったときの対処法は犬猫の誤飲・誤食を防ぐで詳しく解説しています。


よくある質問(FAQ)

Q1: 犬用ミルクは与えたほうがいいですか?

生後3〜4週未満の授乳期であれば犬用ミルクが必要です。それ以降で総合栄養食をしっかり食べられているなら、必ずしも必要ではありません。人間用の牛乳は下痢を起こすことがあるため避けてください。

Q2: 手作りごはんに切り替えたいのですが

成長期に必要な栄養バランスを手作りで満たすのは難易度が高く、カルシウムとリンの比率などを誤ると骨の発育に影響します。子犬期は総合栄養食を主体にし、手作りはトッピング程度に留めるのが安全です。本格的に取り組む場合は専門家の指導を受けてください。

Q3: 食が細くて心配です

体重が順調に増えていて、元気で便の状態も良ければ、量が少なめでも心配のないことがあります。逆に体重が増えない場合は原因を調べる必要があります。健診の際に体重グラフを見せて相談するとよいでしょう。

Q4: フードを食べずにおやつばかり欲しがります

おやつでお腹が満たされていると主食を食べません。まずはおやつを一時的に止め、決まった時間に主食を出して15分程度で片付けるというリズムを作ります。空腹の状態で出せば食べるようになることが多いですが、丸1日以上食べない場合は受診してください。


まとめ

子犬のフード選びで大切なのは、「総合栄養食」「成長期用」「犬種サイズに合っている」「続けられる」という4点です。話題性や価格の高さより、この基本条件を満たしているかを確認するほうが確実です。

与え方は、月齢に応じて回数を分け、1日分を計量して小分けにするだけで管理がぐっと楽になります。量の正解はパッケージの数字ではなく、その子の体重の推移と体つき、便の状態が教えてくれます。週1回の体重測定を習慣にしましょう。

そして、フードの切り替えは急がず段階的に。半日以上食べない、ぐったりするといったサインが出たときは、子犬の場合すぐに受診することが命を守ります。迷ったときはワクチン接種や健診の機会に、かかりつけの獣医師へ具体的に相談してみてください。

この記事のまとめ
  • 子犬のフードは「総合栄養食」「成長期用」「犬種サイズに合った設計」で選びます。
  • 食事回数は生後2か月で1日4回、成長に応じて1歳頃には1日2回へ移行します。
  • 量はパッケージを起点に、週1回の体重測定とボディチェックで調整します。
  • 成犬用への切り替え時期は小型犬8〜10か月、大型犬15〜18か月が目安です。
  • 切り替えは7〜10日かけて段階的に。半日以上食べない場合はすぐ受診しましょう。

初回公開日:2026年08月15日

記載されている内容は2026年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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