パピーウォーカーは犬との別れが寂しい？別れを納得している理由3つ

別れが寂しくなってしまうからと、パピーウォーカーを諦めてはいませんか。パピーウォーカーに本当に納得している人は10ヶ月後に訪れるパピーとの別れにネガティブな感情を持っていません。

パピーウォーカーが別れを納得している理由を説明します。

パピーウォーカーになるには、事前にきちんと説明や面接があります。

1歳までパピーウォーカーの元で過ごし社会適応能力などを身につけること、また、将来は盲導犬として活躍するために育てているという認識があるため、別れを理解しています。

この子犬たちは、将来盲導犬になる大切な預かりものという認識があるため、別れを理解しています。

パピーウォーカーは、子犬をペットとしてではなく、視覚障がい者であるユーザーの役に立てるようにと将来を見据え、責任をもち、日頃からお世話をしています。

今後の活躍を期待している気持ちが強いため、別れを納得しています。

委託修了式というきちんとした卒業式のようなものが行われます。修了式のあとは、各訓練学校にて訓練士の元で盲導犬として育てられます。その後、盲目の人の元へといきます。

今後、盲目の人が生活を快適に過ごすために巣立っていく子犬を、我が子のように快くお見送りしてあげましょう。

盲導犬は道を教えてくれるだけではありません。寄り添い、いるだけで頼りになる、心がやすらぐ友達のような存在になります。自分が育ててきた犬が、そのような犬になれるよう応援してあげましょう。

パピーウォーカーとは、盲目の人の生活に寄り添うための犬を育てることが目的です。愛情をもって、たくさんスキンシップをとり優しく育てることにより、人間に親しみを持ち、優しい子に育ちます。

そんな優しい盲導犬となって、盲目の人の日常生活の手助けや心の支えとなれるよう、パピーウォーカーの目的や意義を理解し、責任をもって子犬を育てましょう。