小型犬12選｜初心者でも飼いやすい犬種

イギリスが原産のキャバリアは「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」と長い名称がついていて、イギリス王室にも愛された14位の犬種です。

体長のほうが体高より長めですが、優雅な身のこなしをします。

性格は遊び好き、活発でありながら穏やかな面もあり友好的、争い事を好まないため、子供に対しても根気よく接してくれます。

小型犬としてはやや大きめなキャバリアは、毎日30分くらいの散歩はしっかりと行いましょう。

被毛はダブルコートのうえ細く絡みやすい毛質なため、こまめなブラッシングが必要です。

たれ耳なので耳のケアも忘れないようにしましょう。

ドイツが原産のダックスフントは、スタンダード、ミニチュア、カニンヘンと3つのサイズに分類されていますが、大きさが違うだけなので1つの犬種として数えられています。

ほかのサイズのダックスと同じく、ミニチュアダックスもハウンドドッグ(猟犬)としての歴史があります。

では5位のミニチュアダックスフンド。ダックスフントの中でも生後15カ月の時点で胸囲を測定し、30～35cｍのワンちゃんがミニチュアダックスとして認められます。

性格は陽気で好奇心旺盛、非常に活発で遊び好き、頭が良いがやや頑固などがあげられます。

ダックスは元々、猟犬だったこともあり自立心が強いため甘やかすと飼い主さんの言うことを聞かなくなります。ですが順応性が高いため、躾や訓練がしやすい犬種ですので、1日1時間程度の散歩とともに、ボール遊びなどをしながらしっかりと躾けましょう。

被毛の種類は、スムースコート、ダブルコート、ワイヤーコート(硬くて長い)の3種類で、ダブルとワイヤーの子はしっかりとブラッシングをしてあげましょう。

世界最古の愛玩犬といわれるマルチーズは2019年のでは11位ですが、1968年から1984年までの15年間は有数でした。

また、抜け毛が少ない犬種では2位で、飼いやすい犬種でも常に上位に入っています。

性格は従順で明るい、甘えん坊で温厚、活発。一方で神経質で気が強いところもあります。

人の感情に敏感など頭は良く、飼い主には愛情深いのですが、他人に対して警戒心が強いため番犬になります。

被毛はシングルコートで、長毛にする場合は細く絡みやすい毛質のため、毎日のブラッシングが必要です。最近では短くカットをする飼い主さんも増えています。

寒さに弱いので短くする場合は、様子を見ながら洋服を着せるなど工夫をしましょう。また涙やけをする子が多いのでこまめに顔も拭いてあげましょう。

散歩は気晴らしに20分ほど行くようにすればいいですが、本来は遊び好きな子が多いので室内でも遊んであげるといいでしょう。