フラットコーテッド・レトリーバーってどんな犬？性格や特徴・販売価格

フラットコーテッド・レトリーバーは、レトリバー種の犬種です。

「フラットコーテッド・レトリーバー」という名前にピンと来なくても、おそらく一度は街中で見かけたことがあるでしょう。

利口な性格をしているため、盲導犬や警察犬として第一線で活躍しています。もちろんペットとしても、は高いです。

フラットコーテッド・レトリーバーについて詳しく知るためにも、少し詳しく掘り下げてみましょう。

フラットコーテッド・レトリーバーが歴史に登場したのは、1860年のことでした。アメリカでは、リンカーンが大統領選挙に当選した年です。

フラットコーテッド・レトリーバーはイギリスのバーミンガム展示会にて、出展されたのが始まりと言われています。

一方でフラットコーテッド・レトリーバーの始まりは、いろんな犬種をかけ合わせたことにより、誕生した説もあります。

どの説が正しいかは、ハッキリしていないのが現状ですが、1874年に正式に犬種として認められたのは、間違いないでしょう。

フラットコーテッド・レトリーバーの習性や生態を一言で表せば、生まれながらのガンドッグです。

ガンドッグとは、狩猟犬のことです。フラットコーテッドレトリバー・レトリーバーの場合は捕まえた獲物を回収し、飼い主に持って来るのが主な仕事です。

獲物回収の仕事に就くには、飼い主に従順で穏やかな性格であるのが好ましいと言えます。

だから飼い主が大好きなフラットコーテッド・レトリーバーにとって、ガンドッグは正に天職と言えるでしょう。

フラットコーテッド・レトリーバーの身体的特徴は、黒色の毛色と、他のレトリバー種より少し小さい体です。

フラットコーテッド・レトリーバーは「黒ラブ」や「黒いゴールデン」と呼ばれており、見た目はゴールデンレトリバーによく似ています。

しかし大きさは、他のレトリーバーと比べると少し小さいです。日本では大型犬として位置づけられているものの、世界的には中型犬の扱いです。

フラットコーテッド・レトリーバーの体格は、全体的に筋肉質です。

体全体を見ると、胸部や腰回りは細くなっています。またゴールデンレトリバーと比べると、体格は小さいです。

ただ筋肉質のため全体的にバランスは良く、立っているだけでも絵になります。歩き方も優雅で、気高さを感じるほどです。

しかし見た目と反して、性格はヤンチャです。見た目の優雅さとギャップがあるのも、フラットコーテッド・レトリーバーの魅力と言えるでしょう。

見た目がたくましいフラットコーテッド・レトリーバーですが、免疫力が低く、病気にかかりやすくなっているので要注意です。


フラットコーテッド・レトリーバーを飼うのなら、年に1回は動物病院で、定期検診を受けるようにして下さい。病気が早く発見できれば、すぐに対処することができます。

フラットコーテッド・レトリーバーの性格を一言で言えば、「飼い主LOVE」です。

飼い主のことが大好きすぎてたまらず、常に飼い主の期待に応えてくれます。しかし飼い主のことがあまりにも好きすぎて、留守番が苦手です。

でも小さい頃からきっちりとしつけをすれば、留守番も得意になるでしょう。「大人しく留守番をしたら嬉しい」と伝えれば、留守番も頑張って務めてくれます。