イングリッシュスプリンガースパニエルはどんな犬？性格と育て方を伝授

「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」という犬を知っていますか。

イングリッシュスプリンガースパニエルは鳥猟を好む英国貴族の間で飼われていた犬ということもあり、気品を感じさせるかわいらしいワンちゃんです。

今回は、イングリッシュスプリンガースパニエルはどんな犬なのか、性格や育て方について詳しく紹介していきます。

イングリッシュスプリンガースパニエルは、鳥猟犬と呼ばれているスパニエル種の中でも非常に古い歴史があり、17世紀からイギリスで鳥猟犬として活躍していました。

銃で狩りをする前から、高い知力と運動能力を生かして、鷹狩りの手助けをしていました。銃での狩猟が普及していった後も、捕獲能力は高く評価され、狩猟を趣味としていた貴族に愛されました。

18世紀初頭に、イギリスで単独犬種として認められるようになった歴史があります。

イングリッシュスプリンガースパニエルにはどのような種類がいるのでしょうか。一緒に暮らしていく上で寿命なども気になるところでしょう。

次はイングリッシュスプリンガースパニエルの基本データ、特徴、被毛や毛色、寿命について紹介していきます。

イングリッシュスプリンガースパニエルの大きな垂れ耳、すっと伸びた長い首という特徴があります。

個体差はありますが、体重は18～25kg、体高は48～51cmが平均的な大きさです。中型犬と呼ばれる大きさで、体高より体長がやや長く、がっちりした筋肉質の体をしています。

被毛とは、動物の体の表面をおおう毛のことを指しますが、イングリッシュスプリンガースパニエルの被毛は、つややかでウェーブがかっています。上毛と下毛からなるダブルコートです。

時々ストレートのイングリッシュスプリンガースパニエルもいますが、多くがウェーブがかっているでしょう。

毛色は、レバー（濃い赤褐色）＆ブラックにホワイトのマーキング、レバー、ブラック、ホワイトなどにタン（黄褐色）、ホワイト＆タンにブラックかレバーのマーキングなどさまざまです。

イングリッシュスプリンガースパニエルの寿命は12～14年といわれています。遺伝的に眼病にかかりやすい犬種ということもあり、定期的に眼科での検診が重要になります。

また、耳が垂れているので耳の病気にもかかりやすいでしょう。

狩猟犬という歴史がある犬種なので、体を動かすのも大好きです。日々運動がきちんとできているかも寿命の長さに関わってくるでしょう。

実際にイングリッシュスプリンガースパニエルは飼いやすい犬種なのでしょうか。

毛並みが短毛の犬と比べると長いので、定期的にブラッシングなどのメンテナンスが必要になりますが、性格的に明るく温厚で頭が良い特徴があるので、飼いやすい犬種といわれています。

では、イングリッシュスプリンガースは、具体的にどのような点が飼いやすいのか見ていきましょう。

イングリッシュスプリンガースパニエルは飼いやすいのか、特徴となる性格1として、賢くて従順というところがあります。

もともと猟犬の気質も残っているため注意力に優れていることから、賢い犬種です。我慢強く留守番でき、従順です。

注意点としては、イングリッシュスプリンガースパニエルは賢すぎるため、飼い主さんが、頼りなかったり、甘やかしてくれると認識すると、言うことを聞かない犬になってしまいます。

躾は家族全員が毅然とした態度で行いましょう。