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金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因

更新日:2024年08月07日

金魚は、大人から子供まで人気のあるペットです。上手に育てると卵を産んで、稚魚を育てる事ができます。多くの稚魚が誕生しますが、育て方が難しく成魚まで育たないケースがあります。金魚の稚魚を大きく育てる飼育方法を詳しくご紹介します。

金魚の稚魚の育て方・成長の速度・水換えの頻度・死ぬ原因

交換方法

稚魚の水替えは、サイフォン方式で行います。稚魚が1か月前後になると、背びれなどが出てきますから、稚魚に傷を付けないようにエアチューブではなく、ホースなど太いものを使用して水替えをします。

交換方法は、稚魚の水槽を高い所へ置いて、低い位置にバケツなどを置きます。ホースの出口に指を入れて栓をします。そのままの状態で、ホースを半分ほど水槽から引き上げると水が出てきます。この時、ホースの出口から空気が入ると水が引きあがりませんから注意しましょう。

底のごみなどは、手で取るやり方で掃除します。モータ用のポンプを使用すると手早くできますが、稚魚が吸い込まれると死んでしまいます。稚魚はとてもデリケートなので、時間に余裕を持ってゆっくりと水替えを行いましょう。

金魚の稚魚が死ぬ原因

金魚の稚魚が死んでしまう原因はさまざまですが、稚魚が生まれてエアーポンプの作動した水槽に入れたままにしておくと死んでしまいます。稚魚は卵のうちに別の水槽に移動して、水流の優しい環境で育てましょう。

そして、水替えも稚魚にとっては負担になります。できるだけ水替えをしないように管理して、数か月育てると良いでしょう。稚魚は狭い水槽で大量に飼育せず、ゆとりをもって清潔な環境で飼育をしましょう。

金魚の稚魚の色

色変わり

金魚の稚魚は、50~60日位になると体の色が変化してきます。最初は腹部から黄色くなり、黒い部分が減ってきます。徐々に赤や白に変化して、成魚らしい配色に変化します。この現象を「褪色(たいしょく)」といいます。

色変わりは、金魚の種類によって変化します。透明なウロコのあるサンショクデメキン、シュブンキン、キョリコリュウキンなどは褪色現象が起こりません。黒出目金は、黄色くならないで成長するにつれて黒味が増してきます。

金魚の稚魚におすすめの餌

金魚の稚魚が餌を食べられるようになったら、稚魚用の餌を与えます。稚魚用の餌は、ブラインシュリンプという小型の甲殻類を使った餌です。ペットショップで販売されており、乾燥した卵をエアレーションした水温28度の塩水に入れます。

1日でふ化するので、すぐに金魚の稚魚に与えます。スポイトを使用して与えると適量を与えやすくなって便利です。他には、稚魚用のパウダーフードや冷凍餌などが販売されています。

稚魚はふ化をしてから1か月くらいすると、稚魚用の種類を食べられるようになります。成長が早い金魚は、3~4か月で成魚用のエサを食べる個体もいます。

金魚の稚魚におすすめの水槽

稚魚の水槽は飼育環境によって異なりますが、60cm水槽で飼育すると管理しやすいでしょう。どんな水槽で飼育しても、成長していくに従い数を減らしていくと良いでしょう。過密状態で飼育すると金魚は大きく育ちませんが、管理がとても大変になります。

ベランダや庭がある人は、屋外飼育をすると美しく育つでしょう。水瓶やポリ池、発泡スチロールなどを利用しても良いです。外で金魚を飼う場合は、日よけと鳥獣対策が必要です。適度に日が当たって、うっすらと緑色の水で飼育すると金魚にとって最適です。

金魚の稚魚はデリケート

金魚の稚魚はとてもデリケートでした。成魚と違って育て方に手間がかかり、管理ミスすると全滅する事もあります。稚魚が誕生すると、小さな姿で泳ぐ姿に癒されます。可愛らしい稚魚を立派に成長させるために、育て方を学んで成魚まで育てましょう。

初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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