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クロコダイルバタフライプレコとは?生態と飼育のポイントを解説

更新日:2024年08月13日

熱帯魚のクロコダイルバタフライプレコはご存じでしょうか。本記事では、クロコダイルバタフライプレコの生態や飼育ポイントなどを紹介します。これからクロコダイルバタフライプレコを飼ってみたい方は、是非この記事をチェックしてみて下さい。

クロコダイルバタフライプレコとは?生態と飼育のポイントを解説

クロコダイルバタフライプレコの飼育方法

クロコダイルバタフライプレコは、他の熱帯魚とは違った飼育方法になります。初めて飼う方はクロコダイルバタフライプレコに最適な飼育環境をよく理解しましょう。適切な環境で飼育してあげることで、寿命を延ばすことができます。

早速、クロコダイルバタフライプレコの水合わせ、水質や水温など飼育方法を調べてみましょう。

必ず水合わせをする

クロコダイルバタフライプレコは購入してきたら環境に慣れるまで水合わせを必ず行います。クロコダイルバタフライプレコは、環境に慣れるまで時間のかかる熱帯魚です。水合わせを行わず水槽に入れてしまうとすぐに死んでしまう事があります。

購入してきたら、袋のまま水槽に浮かべ30分ほど放置します。そして、袋に2~3か所穴を開けて水槽に更に30分ほど浮かべましょう。次に袋にハサミを入れて水槽の水が混ざるようにして、また30ほど分置きます。最後に魚を水槽に入れて泳がせます。

水流を強めに設定

クロコダイルバタフライプレコは流れの強い清流に生息しています。渓流と言われる環境で、低水温で水流が強く澄んだ水の中にいます。その為、クロコダイルバタフライプレコは比較的良質な水質で強めの水流に設定しましょう。

少し他の熱帯魚とは違う特殊な環境の中で飼育することになります。よく観察していると、排水ポンプに逆らってくっつく姿が見られます。

適切な水質と水温

クロコダイルバタフライプレコは、弱酸性~中性の水質を好みます。水温は18~24度ほどの高水温で飼育します。暑くなる夏場は冷却器具をつけて飼育すると良いでしょう。強めのエアレーションやディフューザーで常に酸素を送り込みます。

小型の熱帯魚ですが、60cm以上の水槽で飼育すると藻を大量に確保することができます。流木や石、水草を多く入れてあげましょう。

エサについて

クロコダイルバタフライプレコは水槽内にあるコケや藻を食べます。しかし、それだけでは不足してしまうので、プレコ用のフードを適宜与えます。クロコダイルバタフライプレコは餌の食いつきが悪い魚などで、餌によっては興味を示さないケースもあり、とても苦労するでしょう。

食いつきが悪い時は植物性の餌から慣らしてあげることをおすすめします。もし、それでも食べてくれない時は、バケツに水をはり、石を入れて日干しして苔を発生させます。それを与えると良いでしょう。

適度に栄養価の高い動物性たんぱく質を与えてあげることもおすすめします。

混泳について

クロコダイルバタフライプレコはやや気性の荒い熱帯魚です。他の魚や同じ種類の魚と一緒に飼育をすると、小競り合いを起こしてしまいます。どうしても混泳させるなら、岩や流木を入れてあげましょう。

ただ、水温には注意が必要です。一般的な熱帯魚は27~28度位の水温を好みます。クロコダイルバタフライプレコは18~24度位の水温を好みますから、中間値の25~26度位で飼育をしましょう。

クロコダイルバタフライプレコの繫殖

クロコダイルバタフライプレコの繁殖はとても難しいです。まず、雌雄を見分けるのがとても難しく、見た目では判断できません。体型で判断する方法もありますが、誤認することが多くあまりおすすめできません。

繁殖を考えるなら、シェルターを使い複数匹を飼育します。繁殖用の水槽で自然界に近い状況をつくり、自然の流れに任せましょう。上手くペアになると「T字スタイル」を取り、繁殖の初期行動が見られます。

クロコダイルバタフライプレコの生態と飼育方法を理解しよう

クロコダイルバタフライプレコの生態と飼育ポイントを確認することができたでしょうか。クロコダイルバタフライプレコは見た目もかわいく、水槽の中の掃除もしてくれる魅力的な魚でした。

ここでの記事を参考にして、クロコダイルバタフライプレコに最適な環境を整えて迎えてあげましょう。

初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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