初心者でも簡単！うさぎの飼い方｜餌/お風呂/ケージレイアウト

ミニレッキスとは、レッキスというフランスのうさぎと、ネザーランドドワーフという品種のうさぎを掛け合わせて誕生した種類のうさぎです。歴史は浅いですが、原産地であるアメリカではの品種となります。日本では、有名なネザーランドドワーフとまではいきませんが、美しい毛並みと小さな体でがある品種です。ミニレッキスの飼い方と注意点をご紹介します。

ミニレッキスは、人懐っこくて寂しがり屋な性格の子が多いです。1人暮らしや共働きなどであまり構ってあげることのできる時間のない人には不向きです。逆に、在宅している時間が長く、たくさん構ってあげたいと考えている人には最適の品種です。

ミニレッキスを飼う上で一番注意したい点は、温度です。ミニレッキスは、体温調整が苦手なので、暑さにも寒さにも弱いです。ケージは日の当たらない場所におき、夏場や冬場は留守の間でもエアコンで室温を調整してあげる必要があります。

チンチラうさぎとは、美しい青灰色の毛並みのうさぎで、チンチラに毛並みを似せてフランスで誕生したうさぎです。チンチラうさぎは頭がよく、飼い主の声も覚えます。一般的なうさぎであれば難しいとされる、トイレのしつけもしやすいです。飼い方が簡単なので、初心者向けの飼いやすいうさぎとしてです。

チンチラうさぎは3種類あり、スタンダードチンチラとアメリカンチンチラ、ジャイアントチンチラです。アメリカンチンチラは絶滅危惧種なので、販売されていません。ジャイアントチンチラも体重が7.5kg程と大変大きくなるので、飼育にはあまり適していませんし、日本で販売されることはほぼありません。

チンチラうさぎを飼いたいと思うのであれば、スタンダードチンチラがです。体重は3.5kgで価格は3万～5万円程です。感情表現も豊かですので、飼育するのも楽しいです。

うさぎの飼い方で注意する点は、温度管理や餌・水の管理はもちろんのこと、環境にも注意が必要です。うさぎは歯が伸び続ける生き物です。お部屋の中で散歩させる時には、柱や洋服、消しゴムなどをかじらないように常に見ておきましょう。

賃貸マンションであれば、柱や扉をうさぎがかじってしまうことで、退去時に高いお金を請求される可能性もあります。コードをかじって漏電してしまう可能性もあるので、コード類の近くにはうさぎを持っていかないように注意しましょう。

また、うさぎの習性として、食糞があります。食糞により、栄養分を補給しているので、汚く見えてしまいますが、止めないようにしましょう。

うさぎの飼い方で悩みやすいのは、ケージのレイアウトです。まず、ケージの中に絶対に必要なものは入れておきましょう。トイレとエサ箱（牧草用・ペレット用）、給水木、かじり木の4種類は必ず設置しておく必要があります。

ケージは、床下が網目状になっているものがよく販売されています。掃除をするのは楽なのですが、うさぎが網目に足を引っ掛けて骨折してしまうことがあり、うさぎにとってはあまり好ましくありません。床の上にはすのこを置いてあげるのも良いでしょう。ロフトの設置もうさぎが足を引っ掛ける可能性があるので、不適切です。

設置位置も注意する必要があります。トイレは安定感があり、エサ箱やかじり木とは離して設置しましょう。衛生上の問題もありますし、トイレに入りやすいようにしておかないと、トイレとは別の所で排泄する習慣がついてしまいます。

うさぎの飼い方の中で、ケージのレイアウトは大切です。ケージの中はうさぎの居住空間ですので、少しでも落ち着いて過ごせるように工夫してあげましょう。

旅行の時のうさぎの飼い方はどうすれば良いのでしょうか。移動時間1時間程度の場所であれば、うさぎをキャリーに入れて持ち運ぶことはできます。しかし、外で離してしまうと素早く逃げてしまうので気をつけましょう。

また、1泊2日程度の短い旅行であれば、餌や水を多めに設置して、空調を整えておけば留守番することは可能です。それ以上の長期旅行であれば、誰かに預かってもらうかペットホテルを利用しましょう。

うさぎを飼うと決めたら、決して途中で捨ててはいけません。うさぎは一匹では生きていけない生き物です。最後まで責任を持って飼いましょう。うさぎを飼う前には、飼い方を知っておいた方が旅行などのイベント時にもスムーズに対処できますので、飼い方の知識を得てから購入するのがです。

うさぎは、デリケートで体温調節も十分に行えないので、飼い方にコツがいる動物です。しかし、餌を食べる姿や寝ている姿は非常に愛らしいです。飼い方やしつけ方にもよりますが、名前をつけて呼んであげると寄ってくることもあります。愛情を持ってうさぎを飼ってあげましょう。