ネザーランドドワーフの里親になるには？里親を検討する際の注意点

ネザーランドドワーフとは、愛玩用の小型ウサギの品種の一つです。室内ペットとして日本でも大変があります。

ピーターラビットのモデルにもなったとしておなじみの血統種です。

ネザーランドドワーフは、ペットうさぎの中で最小サイズのうさぎさんです。

英語でネザーランドはオランダのことで、ドワーフは小型、小人などですので、「オランダの小さなうさぎ」という意味を持ちます。

ネザーランドドワーフは、1969年にARBA（アメリカにある世界的な規模のうさぎの非営利の団体）の公認種として認められました。

交配種の場合は、純血種よりもいくらか大きくなります。

ネザーランドドワーフは、姿形が小さくて愛らしく、大人になっても幼なくてあどけないのが特徴です。好奇心旺盛で元気いっぱいに跳び回ります。

体が小柄で軽量なため、動きがとてもスピーディーです。フレンドリーな性格ですが、やや神経質な一面があります。

機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり、「ブゥー！」と鼻を鳴らして怒るなど、気持ちのアピールが上手で、感情表現が豊かです。

人によく慣れ、人とのスキンシップが好きな子が多いです。少し臆病なところがありますが、元々やんちゃな種類のため、慣れてしまえば大胆になる傾向が見られます。

なついてくると頭を撫でてと甘えてきたり、名前を呼ぶと寄ってくるようになったりします。中には飼い主の側から離れないほどなつく子もいるほどです。

ただ個体差がありますので、同じネザーランドドワーフでも少々気が強く独立心旺盛なタイプもいます。

うさぎの里親募集は、他の飼い主や動物保護団体からうさぎを無償で譲り受けることです。

行き場のない子、不幸な境遇で保護された子などがいます。純血・血統にそこまでこだわらないという方でしたら、まずは里親を検討してみてはいかがでしょう。

ネットの里親募集で譲り受ける場合は基本無償で、人によっては飼育用品を合わせて譲ってくれます。

人慣れしているうさぎも多いので、その場合は通常より仲良くなるのに時間を要さないでしょう。

また、里親募集で迎えるうさぎはある程度成長した子も多く、迎えるネザーランドドワーフの性格・性質・持病などをあらかじめ知ることができます。

注意点として、里親募集は募集が始まる予想がつかないため、すぐに希望の子が見つからない可能性があります。

また、保護団体から譲り受ける場合は、審査や手続きなどが必要となることがあります。

純血種はほぼいないと考えた方が良いです。交雑品種の場合は雑種となりますので、 純血種の特徴である丸顔が面長になったり、体が大きくなったりしますので注意が必要です。