ミルワームは簡単に繁殖できる？飼育方法や育てるときの注意点を解説

育成用の2つのケースのほか、成虫用にもケースを1つ用意しておきましょう。成虫のオスとメスを一緒に入れておくことで、何もしなくても自然に卵を産んで繁殖してくれます。

ミルワームは高温多湿の環境が苦手であるため、ケースは直射日光を避けた風通しの良い場所に設置してあげると良いでしょう。

ミルワームは、温度が10℃以下の環境に長時間置かれると死んでしまうことがあります。冬の間は温度が下がりすぎていないかについて、特に注意を払う必要があるでしょう。

ミルワームの繁殖が促進される温度は、27～30℃程度であると言われています。繁殖してほしいときはこの温度を保てるように、ヒーターの近くに置くなどして調整していくと良いでしょう。

ミルワームの繁殖を始めて約２ヶ月、やっと生まれて目に見えるくらいまで成長してきた。
大きいもので約4ミリ。
食べれる大きさにするにはまだまだかかりそう。 pic.twitter.com/c5BSOU4nTZ

— ケルベロス-????????- (@HardcoreOwl0911) December 29, 2020

ミルワームは飼育や繁殖がそれほど難しくない昆虫ですが、飼い始めるには必要物品の準備や飼育環境の調整が必要になります。

効率よく繁殖させたいときは、ミルワームのライフサイクルを理解したうえで、飼育ケースを使い分けることが求められます。ミルワームについて正しく知り、楽しく飼育していきましょう。