ミルワームは簡単に繁殖できる?飼育方法や育てるときの注意点を解説
更新日:2024年07月11日
飼育に必要なもの③清掃用のざる
飼育ケースはミルワームの糞などで汚れるため、適宜きれいにする必要があります。砂のような小さな粒がミルワームの糞なので、これが増えてきたときが掃除のタイミングです。掃除にはざるを使うため、専用のものを忘れず用意しておきましょう。
ざるは、床材とミルワームを選り分ける目的で利用されるものです。ざるを使ってふるいにかけたとき、ミルワームの死骸や脱皮したときの殻、粒が大きい床材も一緒に選り分けられるので除去しておきましょう。
直接ミルワームを触ることに抵抗がある人は、あらかじめピンセットも用意しておくのがおすすめです。
ざるは、床材とミルワームを選り分ける目的で利用されるものです。ざるを使ってふるいにかけたとき、ミルワームの死骸や脱皮したときの殻、粒が大きい床材も一緒に選り分けられるので除去しておきましょう。
直接ミルワームを触ることに抵抗がある人は、あらかじめピンセットも用意しておくのがおすすめです。
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ミルワームの飼育環境を整えるコツ
ミルワームを飼うために必要なものをそろえたら、次は飼育環境を整えるためのコツを知っておくと良いでしょう。
ミルワームは、飼育目的によって維持すべき温度が異なります。また床材の管理を怠ると飼育環境が不潔になり、ミルワームが繁殖しなくなる可能性もあります。飼育のコツを押さえて、ミルワームの飼育を楽しんでいきましょう。
ミルワームは、飼育目的によって維持すべき温度が異なります。また床材の管理を怠ると飼育環境が不潔になり、ミルワームが繁殖しなくなる可能性もあります。飼育のコツを押さえて、ミルワームの飼育を楽しんでいきましょう。
温度管理
ミルワームの飼育にとって、温度管理は大切なポイントの1つです。生き餌として年間を通して飼育したい場合は10℃程度が妥当ですが、ペットとしてミルワームを飼育するときは、18~25℃程度の温度を保つのがベストでしょう。
ミルワームは低温下では蛹にならずに、長期間幼虫のままで過ごす昆虫です。しかし10℃以下に長期間置くと死んでしまう個体も出てくるため、温度管理には注意が必要になります。
ミルワームは低温下では蛹にならずに、長期間幼虫のままで過ごす昆虫です。しかし10℃以下に長期間置くと死んでしまう個体も出てくるため、温度管理には注意が必要になります。
床材の入れ替え
ミルワームは床材の小麦ふすまやパン粉を食べてしまうため、減ってきたときは補充してあげる必要があります。しかし補充だけで入れ替えをしないと床材にカビが生える原因となるため、飼育ケースを掃除するタイミングで床材の総入れ替えをすると良いでしょう。
餌として野菜も与えている場合だと、野菜の水気で余計にカビが発生しやすい環境になるため注意が必要です。床材の量と質を適切に保つことは、ミルワームの効率的な繁殖の助けとなるでしょう。
餌として野菜も与えている場合だと、野菜の水気で余計にカビが発生しやすい環境になるため注意が必要です。床材の量と質を適切に保つことは、ミルワームの効率的な繁殖の助けとなるでしょう。
ミルワームの餌
自家繁殖のミルワームのメンテ……一番時間がかかる作業で萎える?#ミルワーム pic.twitter.com/I4BQs0YiuW
— ニョロニョロ (@hosonagaiyatsu) August 22, 2020
ミルワームは雑食のため、基本的には何でも食べます。そんな中でも餌としてよく利用されるのが、小麦ふすまやパン粉です。市販の昆虫ゼリーも与えると食べてくれます。
小麦ふすまやパン粉だけでは栄養の偏りや水分不足の危険性があるため、野菜の切りくずも与えると良いでしょう。野菜はキャベツ、ニンジン、カボチャなどを好んで食べると言われていますが、小松菜は栄養素の中でも不足しがちなカルシウムを補えるため、特におすすめです。
何でも食べると言っても、腐っているものやカビの生えた食品は避けましょう。また、脂っこいものや水分を多く含むもの、辛味や酸味が強いといった刺激の強い食物も避けた方が良いと言われています。
ミルワームの繁殖方法と注意点
今年は餌昆虫たちは増やすために餌に使ってない
— 社友者 (@Lorelei_193) June 16, 2022
特にミルワームはいい感じ
ゴキブリたちは秋にはめちゃくちゃ増えてる予定
コオロギも繁殖させてみたけど向いてないわ…無理 pic.twitter.com/cIVGJ2upww
ミルワームの繁殖は基本的に難しいことはなく、放置しているだけでも自然に増えていきます。
しかし効率よく計画的に繁殖させたい場合は、いくつか覚えておくと便利なテクニックがあります。ここからはミルワームの繁殖方法と注意点について紹介するので、参考にしてみてください。
育成用のケースを用意する
まずは育成用のケースを用意しましょう。雑食性のミルワームは、食物を求めて共食いすることがあります。幼虫と蛹を一緒にしておくと、動いて逃げられない蛹が幼虫に食べられることがあるため、育成用のケースは幼虫用と蛹用の2つが必要です。
幼虫は日々成長していきます。蛹になっていないか、毎日飼育ケース内をチェックするようにしましょう。蛹を見つけたら、すぐに専用のケースに移すことで共食いを防げます。
幼虫は日々成長していきます。蛹になっていないか、毎日飼育ケース内をチェックするようにしましょう。蛹を見つけたら、すぐに専用のケースに移すことで共食いを防げます。
初回公開日:2022年06月22日
記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。