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動物のオッドアイ|猫や犬の左右の瞳の色が違う理由や飼う時の注意点

更新日:2024年08月17日

オッドアイの動物を飼育することになった際は、どのような点に気を付ければいいのでしょうか?本記事ではオッドアイの意味や原因、オッドアイになりやすい動物の種類や飼育する際のポイントなどを紹介していきます。オッドアイの動物の知識を深めたい方は参考にしてください。

動物のオッドアイ|猫や犬の左右の瞳の色が違う理由や飼う時の注意点
「オッドアイの猫ってとても珍しい瞳をしているから飼ってみたい」
「オッドアイの意味ってなんだろう?なんであんな瞳をしているの?」
「オッドアイの猫って健康なの?何か病気とかないのかな?」
オッドアイの動物を飼育してみようと思った際、たくさんの疑問や不安をお持ちではないでしょうか?

本記事では、オッドアイとはどのような現象でどういった意味や原因があるのか、またオッドアイになりやすい動物の種類、飼育するにあたっての注意点などを紹介していきます。

この記事を読むことで、オッドアイについての知識を深めることができ、実際に飼育を行う際に役立てられるでしょう。

オッドアイの動物を飼育することになった方や知識を付けたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

オッドアイとは?

猫や犬などの飼育している動物や人においても、まれに左右の瞳の色が違う方を見かけることがあります。そのような瞳をオッドアイと呼びます。

そもそもなぜオッドアイと呼ぶのでしょうか?ここからは、オッドアイの意味や名前の由来、オッドアイにはどのような色があるのかなどを解説していきます。

オッドアイの意味

オッドアイとは左右の虹彩(こうさい)の色が違う虹彩異色症のことで、主に動物に使われることが多い症状です。虹彩とは、瞳の中にある円盤状の薄い膜で、角膜と水晶体の間にあり、中央に瞳孔があります。

動物の中でも特に猫で見かけることが多いですが、人間でもオッドアイの瞳を持っている方はいます。その中でも日本人のオッドアイは比較的少ないようです。

オッドアイの名前の由来

オッドアイという言葉は、元々は英語が由来の言葉です。

表記では「odd eyes」と記載されます。oddは「不揃い」や「片方の」という意味であり、目である「eyes」と組み合わさることで、オッドアイの特徴を指すということがわかります。

オッドアイの瞳の色

一般的にオッドアイは片方が青色、もう一方が橙色、黄色、茶色、緑色になることが多いです。その他にも虹彩の一部分だけが変色していたり、青色以外の瞳の色をしている場合もあります。

オッドアイは幸せの象徴と言われる

オッドアイの動物は希少性が高いことから、世界中で古くから「幸せを呼ぶ象徴」として重宝されてきました。

日本においては古くから、片方の目が黄色(金色)、もう片方の目が淡青または淡灰色(銀色)の猫を金目銀目(きんめぎんめ)と呼び、めったに出会えない珍しい存在であることから、縁起の良い猫として珍重されてきました。

動物がオッドアイになる原因は?

動物のオッドアイ|猫や犬の左右の瞳の色が違う理由や飼う時の注意点
オッドアイになる原因としては、親から受け継いだ遺伝の中で、片目だけにメラニンの色素を抑制した遺伝子異常が起きた先天的な場合と、けがや病気などで色素の色が変化してしまう後天的な場合があります。

ただし、現在も確定的な要因はまだわかっていません。

遺伝による左右の目のメラニン量の違い

目の色には青色から濃いブラウンまで様々な色がありますが、その色はメラニンの量によって決まっていきます。成長するにつれて虹彩にメラニン色素が沈着することによって目の色は濃くなっていくのです。

先天的なオッドアイの原因としては、親から受け継いだ遺伝の中で左右の目いずれかの遺伝子情報が抑制され、メラニンの量の違いが生じたことから違った目の色になるのです。

出典・参照:虹彩異色症、heterochromia, odd eyeとは|自由が丘 清澤眼科

病気や外傷・目薬により後天的に現れることもある

オッドアイはぶどう膜炎の悪性黒色腫によって虹彩の色が変化する病気の場合や、事故なやけがによって目の神経や虹彩が傷つけられてしまい、メラニン色素の量が減少することによってオッドアイになる場合など後天的に発生することがあります。

また、けがや病気だけでなく、目薬の治療によってメラニン色素が増加して虹彩の黒味が増してオッドアイになることもあります。

出典・参照: 左右の目の色が違う「オッドアイ」の犬が生まれる理由は|わんクォール
次のページ:オッドアイになりやすい動物の種類は?

初回公開日:2022年11月19日

記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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