動物のオッドアイ|猫や犬の左右の瞳の色が違う理由や飼う時の注意点
更新日:2024年08月17日
オッドアイになりやすい動物の種類は?
ここまでオッドアイとは何か、なぜオッドアイといった症状が出てくるのかとその原因について解説してきました。
それではオッドアイになりやすい動物にはどのような種類がいるのでしょうか。代表的な動物としては猫や犬が挙げられますが、それぞれどのような個体に現れやすいのか、また具体的な品種にはどのような種類が挙げられるのかを紹介していきます。
それではオッドアイになりやすい動物にはどのような種類がいるのでしょうか。代表的な動物としては猫や犬が挙げられますが、それぞれどのような個体に現れやすいのか、また具体的な品種にはどのような種類が挙げられるのかを紹介していきます。
猫では白猫や白い毛が多い猫に出やすい傾向
動物の中でもオッドアイは猫に多く、毛色の白い猫や白地の比率が多い猫に出やすい傾向があります。
その中でも特に純血種でジャパニーズボブテイル、ターキッシュアンゴラ、ターキッシュバンの3品種の猫にオッドアイが表れやすいといわれています。
その中でも特に純血種でジャパニーズボブテイル、ターキッシュアンゴラ、ターキッシュバンの3品種の猫にオッドアイが表れやすいといわれています。
犬ではダルメシアンやボーダー・コリーなど
犬ではシベリアン・ハスキー、シェットランド・シープドック、オーストラリアン・シェパード、ダルメシアン、ボーダー・コリー、パピヨンなどにオッドアイが現れやすいとされています。
シベリアン・ハスキーの場合は、成育環境が変化したことによって起こったもので、遺伝子の異常によって引き起こされたものではなく、オッドアイと呼ばず「バイ・アイ」と呼ばれています。
シベリアン・ハスキーの場合は、成育環境が変化したことによって起こったもので、遺伝子の異常によって引き起こされたものではなく、オッドアイと呼ばず「バイ・アイ」と呼ばれています。
オッドアイの健康面の問題と注意点
オッドアイの犬や猫などの動物は見た目も珍しく、希少性も高いため、飼ってみたいと思う方も多いことでしょう。オッドアイの動物は、視力や聴力が弱い、短命である等と噂されることがありますが、その噂は本当なのでしょうか。
ここからは、飼育する際の健康面の問題と注意点を紹介していきます。
ここからは、飼育する際の健康面の問題と注意点を紹介していきます。
視力に大きな問題はないことが多いものの紫外線には注意
オッドアイの動物は目の色が薄いことから、視力が弱いのではないかと思う方もいるでしょう。視力に関しては、特に弱いということはありません。
しかしメラニン色素が少ない色であることが多いため、紫外線によるダメージを受けやすいです。目の病気にかかってしまうことがあるため、紫外線の多い場所で生活する際は注意が必要です。
しかしメラニン色素が少ない色であることが多いため、紫外線によるダメージを受けやすいです。目の病気にかかってしまうことがあるため、紫外線の多い場所で生活する際は注意が必要です。
聴覚障害がある場合は事故に注意
猫や犬すべてのオッドアイの動物が聴力に問題があるとは限りませんが、先天的なオッドアイの場合は、遺伝子による聴覚障害を持つ場合があります。
特にダルメシアンの場合は、聴覚障害がある可能性が高いことがわかっています。家の中で飼育する際は問題ありませんが、屋外に出す際は脱走や事故に十分気を付けましょう。
特にダルメシアンの場合は、聴覚障害がある可能性が高いことがわかっています。家の中で飼育する際は問題ありませんが、屋外に出す際は脱走や事故に十分気を付けましょう。
ストレスがたまらない環境と健康観察が大事
何らかの障害を抱えている犬や猫は通常に比べて、障害があるため警戒心が高いことが多いです。飼育の際は、大きな音を出すことは避け、安心して暮らせる環境づくりを行いましょう。
また、日々細やかな健康観察を行っていくことも大切です。
また、日々細やかな健康観察を行っていくことも大切です。
オッドアイの治療方法
オッドアイを発症する多くの場合は、先天性であることが多いため、治療をすることはほとんどありません。
ただし、けがや病気などによる後天性においては、視力を失う可能性や病気の進行を疑う必要があるため、原因によっては治療を行う場合もあります。
ただし、けがや病気などによる後天性においては、視力を失う可能性や病気の進行を疑う必要があるため、原因によっては治療を行う場合もあります。
猫や犬以外のオッドアイになる動物は?
初回公開日:2022年11月19日
記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。