子猫を育てる方法5つ｜子猫のお風呂やトイレトレーニング方も紹介

子猫を育てる方法として、子猫の餌の与え方、トイレのしつけ方をお教えします。

成猫と子猫では、消化能力に差があるので、当然食べるエサの種類も違います。

トイレのしつけも最初が肝心です。猫はきれい好きなので、子猫のうちにトイレを覚えれば、成長してもきちんとトイレでしてくれるようになります。

子猫の時期によって、与えるエサは違います。

生まれてからの月齢によって、子猫が食べるものは異なります。ミルク、離乳食、ドライフードというように、段階を踏んでエサを変えていくようにしましょう。

生まれたての子猫は、母乳や子猫用ミルクを与えましょう。

生後1か月ごろまでの子猫は可能であれば母猫の母乳を与えてあげるようにしましょう。

母猫からの母乳がもらえない状態の場合は、市販の子猫用のミルクで問題ありません。あげるときは子猫用の哺乳瓶にいれ、38度程度に温めて栄養補給してあげるようにしましょう。

子猫が生後1ヶ月の場合は、子猫用のミルクもしくはオートミールを与えます。

猫は牛乳の成分を分解できないので、必ず子猫用のミルクを与えるようにします。ミルクは市販のパッケージに表示されている良に従い、母乳と同じくらいの温度(38度)くらいに温めたお湯でつくるようにします。

もし、野良猫など拾ってきていて正確な月齢がわからない場合は、体重を目安に判断しましょう。生後1ヶ月の体重は400~500g程度ですので、それより小さい場合はミルクを与えるようにします。

生後二ヶ月までは離乳食を用意してあげましょう。

猫の離乳期は生後1~2ヶ月です。生後1ヶ月を過ぎると乳歯が生えてくるので、生えてきたら離乳食を準備してあげます。

子猫用のウェットフードが市販されているので、それが一番便利で良いでしょう。ドライフードをお湯や子猫用のミルクでふやかしたものでもOKです。

最初は固形物の少ないスープ状のものをつくり、そこから徐々にならしていき、少しずつ水分量を減らして固形に近づけていくようにしましょう。

固形になれたらドライフードを試すようにしていきます。

子猫が生後3ヶ月を過ぎたらドライフードを与えるようにします。

離乳食にもなれたら普通のドライフードを試してあげるようにしましょう。成猫用フードではなく子猫用のフードが売っているので、そちらを選んであげるようにします。

また、かたいドライフードの場合はそのまま与えるのでなく、ウェットフードと混ぜながら与えていくようにしましょう。

ドライフードを食べられるようになったと言ってもまだ子猫で胃が小さいです。食べさせ方は、1日に5～6回にわけ、だんだんと一回の食事量を増やして、与える回数を少なくしていくようにしましょう。

子猫が自分で排泄できるようになったらトイレを覚えさせましょう。

猫はとってもきれい好きです。なので、教えてあげればきちんとトイレでしてくれるようになります。

猫のトイレのしつけ方はそれほど難しくありませんので、最初にきちんと猫のトイレの場所を覚えさせて、気持ちよくトイレができるようにしてあげましょう。

まずはトイレ用のトレイを置いてあげましょう。

トレイは、子猫が落ち着く場所に置くようにしてあげましょう。置き場所は、人目につきにくい、静かな場所であることが条件です。

トレイに子猫自身の排せつ物のにおいのついたもの（布や新聞紙など）を入れてあげるとトイレだと覚えやすくなります。

また、複数頭飼っている場合は、一匹につき一つトイレを用意してあげるようにしてください。他の猫と共有するのは猫たちにとってストレスになり、トイレを覚えない原因にもなります。