猫を介護する際のポイント6選を紹介｜猫の介護にグッズとは？

介護猫に行う毛づくろいとして、定期的に｢爪切り｣を行いましょう。通常、猫は自分で爪を研いで伸びすぎを防いでいます。しかし、介護を要する猫は自分で爪を研ぐことが難しく、できません。

そのため爪は伸び続ける一方となり、最悪巻き爪を起こし肉球を傷付けてしまいます。

猫用の爪切りを使用し、長さを切り揃える意識で行いましょう。高齢になってくると爪が固く分厚くなり、血管の位置が分かりづらいので注意が必要です。

猫を介護するに当たっては、介護専用のアイテムを揃える必要があります。愛猫にはどんな介護が必要なのかをきちんと分析した上で、必要なものを探しましょう。

バリアフリーが必要なのか、毛づくろいの手助けが必要なのか、快適な寝床が必要なのか、目的に合致した対処が介護においては重要です。

猫の介護グッズとしてしたい1つ目は、｢着心地いいおむつカバー｣です。おむつを着用している猫のためのウェアで、着心地や脱ぎにくさに配慮されています。ワンタッチのテープ留めで着用しやすく、サイズの調整も簡単です。

お尻にもワンタッチテープが施されており、着たままでもおむつの交換ができるようになっています。

猫の介護グッズとしてしたい2つ目は、クリーンミュウから出ている｢スロープ型つめみがき｣です。ダンボール製の一般的なつめみがきですが、スロープ型であることに最大の特徴があります。

つめみがきとしてだけでなく、トイレなど段差昇降のサポートとしても使用が可能です。

足腰の筋力が衰え、トイレへの出入りが困難になってきた場合には、対策の一つとして置いてみることをします。

猫の介護グッズとしてしたい3つ目は、｢たまくら体位変換クッション｣です。表面と裏面で別の素材が使われており、2通りの使い心地が味わえます。

片面には特殊チップが使われており、形状の保持が可能です。そのため、猫の寝相に合わせた形を作ることができ、寝疲れを防ぎます。

通気性や耐久性も高く、快適な寝床として長く使用できるでしょう。もう片方の面にはフェザータッチの綿が詰められ、高級布団の寝心地です。

猫の介護グッズとしてしたい4つ目は、｢ルルパスタンド｣です。ご飯を置くためのスタンドで、食事しやすい高さと角度が考慮されています。2段階で高さを調節でき、愛猫の状態に合わせた設置が可能です。

猫は首の筋力が衰えてくると、下を向くことや飲み込むことさえも難しくなります。｢食べやすい高さと角度に配慮することで、適切な食事を促しましょう。

猫の介護グッズとしてしたい5つ目は、｢テルモシリンジ｣です。薬の投薬や給水、流動食にも使えます。なめらかな動きで介護をスムーズに補助してくれるでしょう。サイズは3種類あり、用途に合わせて大きさを選べます。

投薬の場合に限らず、猫に介護が必要であればシリンジを用意しておいて損はありません。食事や給水についても手助けの要否を確認しましょう。