猫を介護する際のポイント6選を紹介｜猫の介護にグッズとは？

愛猫が弱ってしまった時、介護の必要はあるのでしょうか。本来ならば、自然なままで生活をさせるのが一番です。

ただし、自然な生活ができなくなってしまったとすれば、人間の手で手助けをしてあげる必要があります。

猫を介護する必要があるのは、猫自身の力のみでは生活環境を変えることができないからです。人間に飼われている以上、猫の行動範囲は制限されます。生活が困難になっても、現状の環境で過ごすしかありません。

その負担がストレスとなり、知らずのうちに健康寿命を縮めてしまいます。猫の状態が芳しくないと気付いた段階で、迅速に生活環境を改善してあげましょう。

食事やトイレ、ベッドなどの生活基盤を整えることはもちろん、マッサージや毛づくろいで猫自身をケアしてあげることも大切です。

また、投薬が必要な場合に備えて、正しい投与の仕方を押さえておきましょう。

猫を介護する時のポイントとして、1つ目は｢食事｣です。バランスのよい食事を用意し、きちんと食べてもらうところまで、責任を持ってお世話してあげましょう。

弱っている猫であれば、自分の力で食事することが難しい場合も考えられます。どのような状態で、何が猫の食事を妨げているのか、きちんと観察し分析してあげることが大切です。

以下に基本的な食事のポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

介護食のポイントとして、1つは｢食べやすいご飯を用意すること」です。体が弱っている猫は、咀嚼する力や飲み込む力も弱っています。

そのため、健康な猫あるいは若い猫向けのご飯ではきちんと食事することができません。

弱った猫を介護するのであれば、なるべく柔らかいものを用意してあげましょう。ドライフードなど固いものであれば小さく砕いたり、缶詰のものはきちんとほぐしてあげるなど、細かくしてあげることも大切です。

介護食のポイントとして、もう1つは｢栄養バランスを考えること｣です。栄養バランスは常日頃から考慮すべきものですが、弱った猫であればもっと慎重に考えてあげなければいけません。

食事はエネルギーを蓄えるためのものですが、同時に消耗もしています。弱った猫であれば多くの量を食べることが難しく、回数も減ってしまうでしょう。

そのため、少量でも栄養が補えるような、栄養価の高いご飯を選ぶ必要があります。