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猫を介護する際のポイント6選を紹介|猫の介護にグッズとは?

更新日:2024年11月14日

大切な愛猫が弱ってしまったとき、どんな介護をすれば良いのでしょうか。介護を行うに当たっては、正しく状態を分析することが大切です。行き過ぎた介護で、状態を悪化させることのないように注意しましょう。この記事では、猫の介護について、そのポイントをご紹介します。

猫を介護する際のポイント6選を紹介|猫の介護にグッズとは?

猫を介護する時のポイント3:ベッド

猫を介護するポイントとして、3つ目は「ベッド」です。介護の必要な猫は、通常よりも寝ている時間が多くなります。

そのため、寝床の環境によっては重大なストレスを感じたり体を痛めてしまうなど、健康を害することになりかねません。

一日のほとんどを過ごす寝床だからこそ、介護をする上で愛猫にも大きく影響する要素のひとつです。ベッドの質はもちろんのこと、設置する場所に気を使ってみてください。

猫が好きな場所に設置する

介護猫のベッドについて、ポイントの1つ目は「猫が好きな場所に設置すること」です。猫がよく行く場所、落ち着く場所にベッドを設置してあげましょう。

普段からよく過ごしている場所を寝床とすることで、長い時間を過ごしてもストレスを感じにくくなります。

またベッドに関しては、「体重を分散させるようなもの」から「猫が好む素材のもの」、「段差の少ないもの」など、状況に合わせて負担の少ないものを選んであげましょう。

環境変化が激しい場所はNG

介護猫のベッドについて、ポイントの2つ目は「環境変化の激しい場所には設置しないこと」です。

人がよく通るような場所や温度変化が激しい場所など、振動が起こりやすく空気の変わりやすい場所には寝床を用意しないよう意識してください。

環境変化は、猫に心身のストレスを与えます。落ち着いた状態、かつ体にも負担の掛からない場所に寝床を用意してあげるようにしましょう。

飼い主のにおいがするものを置く

介護猫のベッドについて、ポイントの3つ目は「飼い主のにおいがするものを置くこと」です。飼い猫にとって、飼い主は親のような存在となっています。そのため、飼い主のにおいが近くにあるということで安心感を覚えてくれる可能性が高いです。

リラックスして過ごせるということは、日常的にストレスが軽減されるということです。ストレスフリーは病気の回復や健康状態の維持に重要な要素なので、細やかに意識してあげましょう。

猫を介護する時のポイント4:薬

猫を介護するポイントとして、4つ目のポイントは「薬」です。病気からの回復や健康状態を維持するために、薬を投与する場合もあります。猫には薬の意味が理解できないため、異様なものとして拒否することがほとんどです。

しかし、効果を得るためにはこれを乗り越えなければいけません。

薬を正しく与えることは、飼い主の大きな責任です。なるべくストレスを与えないようスムーズに投薬できるよう、ポイントを押さえましょう。
薬のタイプメリットデメリット
錠剤投与する薬の量が的確飲ませるのが困難
液体薬飲ませやすい薬の量が不正確になるおそれ
目薬吐き出すなどの心配がない投与が困難
粉末飲ませやすい薬の量が不正確になるおそれ

錠剤の場合

介護猫に錠剤を投薬する場合、舌の奥へ錠剤を置くようにして飲ませます。少々力技になるため、慣れない場合は2人がかりで行いましょう。1人は体を抑え、1人は薬を投与します。

まずは片方の手で猫の頭を掴み、口の両端から指を差し込むようにして開かせます。この時、頭は天井へ向くようにしてください。

口がしっかり開いたら、舌の半分より奥へ錠剤を置き、口を閉じます。喉を撫で、飲み込む手助けをしてあげましょう。

液体薬の場合

介護猫に液体薬を投与する場合、シリンジやスポイトを使って飲ませます。まずは頬の皮を持ち上げ、猫の口を半開きにしましょう。犬歯の横から挿し込んで、薬を投与します。猫の頭を少し上向きにしてあげると、こぼさずに飲んでくれます。

また、猫用のミルクなどに混ぜて飲ませるという方法もあります。医師の確認の下で行ってください。この場合、少量のミルクと混ぜ合わせたものを飲ませた後に、残りのミルクを与えましょう。
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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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