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猫が寝る時は電気を付けておいた方が良い?目のしくみや習性を解説

更新日:2024年07月14日

猫が寝る際には、電気は付けておいた方が良いのかどうかをご存じでしょうか。この記事では、猫が寝る時の対応方法や気を付けるべきこと、また目の仕組み、習性などについて詳しく紹介しています。記事を参考にして、愛猫と快適な生活を送っていきましょう。

猫が寝る時は電気を付けておいた方が良い?目のしくみや習性を解説
「猫が寝る時は電気をつけっぱなしにしたほうがいいのかな?」
「猫はかわいいけど、夜中まで猫が起きてると寝る時間を削られてしんどい…」
「電気を付けっぱなしなので睡眠の質が悪い…」
といったお悩みを抱えてはいませんでしょうか。猫が寝る時は電気をつけておくべきなのか、消しておくべきなのか、猫を飼い始めたばかりの方や、猫をこれから飼おうと考えている方は気になるポイントかと思われます。

この記事では、NG例などを踏まえて猫の目のしくみや習性に関して説明します。

こちらの記事を読んだ後には、寝る時に電気をどうしたら良いのか、猫の目がどのようになっているか、といった内容を理解することが出来ますので是非、参考にしてください。

猫が寝る時は電気を消した方が良い

猫が寝る時や、夜にお留守番させなくてはいけないときなど、電気をつけず暗い部屋の中で過ごさせるのは不安にさせるのではないかと、気になる方もいらっしゃると思います。

しかし、結論から申しますと、猫が寝る時などは電気を付けなくても問題はありません。むしろ電気を消してしまった方が良いことが多いです。

猫が暗闇でも見える理由

猫は夜行性で夜に目が利く動物のため、電気を消しても何も見えなくなるというわけではありません。猫は人間が必要とする光の量の7分の1程度で十分と言われており、月明かりくらいの光でしっかりとものを見ることが出来ます。

その為、むしろ寝る時は電気が付いていると眩しいくらいになってしまいます。

瞳孔が大きい

その理由の1つとして、瞳孔が大きいという点が上げられます。猫は体の大きさの割に大きな目を持っており、その分も瞳孔も大きくなります。

瞳孔の働きは光の量を調節することなので、猫は瞳孔が大きい分、光の量を多く取り入れることが出来るのです。

タペタム層がある

猫をはじめ犬やトラの目には、網膜の外側にタペタムと呼ばれる、反射板の役割を持った層があります。

私たち人間の目は角膜から届いた光を網膜で吸収しています。一方、猫の目は入ってきた光を反射させ、もう一度、網膜に返すことで小さな光を倍にするので、暗いところでもしっかりとものが見えるようになっています。

網膜に杆状体がある

網膜には光を判別する杆状体と、色を判別する錐状体という2種類の細胞があります。

猫はこの杆状体が人間と比べると多い為、電気がなくてもしっかりとものを見ることが可能です。

動体視力に優れている

猫は動体視力に非常に優れており、人間の4倍ほどであると言われています。その為、猫は1秒間に4ミリという少しの動きでも認識することが出来ます。

非常に細かい動きでも猫はしっかりと確認することが出来るので、狙っているものが急に動きを変えたり、予想外の挙動をしたりしても捕まえることが可能です。

猫の目のために気を付けること

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初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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