猫は風邪で死ぬって本当？死なせないための治療法や予防方法を紹介

愛猫が鼻水を垂らしていたり、食欲がなくて咳も出ていたりして元気がないなど、気になる症状があり、悩んでいる方はいませんか。上記のような症状が続いて動物病院を受診するか悩んでいる方もいるかもしれません。

大切な愛猫が体調不良だと不安になると思います。

この記事では猫風邪の症状、原因、治療についてや予防方法について解説します。
また、猫風邪に感染した場合の注意点なども記載しています。

この記事を読んで、愛猫の調子が悪くて困っている人、猫を飼い始めたばかりの人、また、すでに猫を飼っているが病気になったことはない人も、猫風邪の予防法や対処法を知ることが出来ます。

愛猫が猫風邪かもしれない、猫風邪にかかったらどうしよう、と悩んでいる人も、これから猫を飼い始める人も是非この記事を参考にしてください。

猫風邪には鼻水が出るなどの鼻炎の症状、咳やくしゃみなどの呼吸器症状、目の充血や涙などの目の異常、食欲不振や発熱、口内や舌の異常など、様々な症状があります。猫風邪は症状が進行すると命に関わることもあります。

猫風邪の症状について詳しく知ることで　愛猫の異常を早期に発見できるようにしましょう。

猫が鼻水を出していたら、鼻水がどんな状態か見てください。さらさらしている、ねばねばしている、膿や血が混じっていることもあります。

また、他の症状も併発していることもあります。鼻水の原因は一つではなく、鼻炎や副鼻腔炎、細菌感染やウイルス感染といった感染症など何種類も考えられます。

猫の目がいつもと違う場合、よく観察してください。ただの目ヤニや涙ではなく、病気であることもあります。結膜炎や角膜炎、ウイルスや細菌による感染症といった場合もあります。

目だけでなく咳やくしゃみなどの呼吸器症状も併発している場合、食欲や元気がない様子がある場合なども注意が必要です。

猫の発熱は発見が難しいです。食欲が低下して冷たい場所でぐったりしていたら発熱している可能性があり要注意です。また、長時間暑いところにいる場合も気を付けてください。

発熱は様々な病気の症状の一つなので他に便が出なかったり、咳が出ていたり、下痢をしたりしていないかよく確認してください。

口の中の症状は猫の場合、よく見ないと分かりません。しかし、病気の症状の一つなので猫の様子が普段と違ったり、異常を感じたりした場合はチェックしましょう。

口内に異常がある場合、よだれが出ることがよくあります。その時は猫の口の中をよく観察しましょう。口内炎だけでなく、舌の異常、歯茎が腫れている可能性もあります。

猫風邪は、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、クラミジアやマイコプラズマなどヘルペスウイルスやカリシウイルス、細菌が原因の病気です。

人の風邪のような症状を呈し、元気や食欲がなくなり、咳やくしゃみ、目やにが酷いなどの症状がある場合は猫風邪かもしれません。

子猫は免疫も体力もなく、母親からもらった免疫が生後2か月以降下がるため生まれてからしばらくは感染症にかかりやすくなります。

老猫も体力がなく、免疫力も低下しているため重症化しやすく、気づいたら衰弱していることがあるので早めに発見してあげることが大事です。