猫は風邪で死ぬって本当？死なせないための治療法や予防方法を紹介

猫風邪の原因ウイルスは人間の手に付着したものから移ることもあります。室内は清潔にし、猫の免疫力を下げないために温度は適温に保つことが大事です。

多頭飼いの場合、一匹が感染すると猫風邪が広がってしまうこともあります。猫を隔離できる環境も必要です。

また、窓越しに野良猫と接触して移ることもあります。窓を開ける場合は猫が網戸に近づかないように注意する必要があります。

上記のように、猫風邪の感染経路は感染している猫との接触が原因の一つです。網戸越しでも感染する可能性があるほど感染力が強いため、極力ほかの猫との接触は避けなければいけません。

同居猫が風邪のような症状がある場合は隔離して、新しく猫を飼い始めた時も猫風邪ではないことが確定してから接触するようにして下さい。

猫風邪の原因である、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、クラミジアに関してはワクチンがあります。

直接的な治療法がない猫風邪にはワクチンが有効です。完全に予防できるものではありませんが、猫風邪になる確率を下げることが出来ます。

ワクチンは一年に一回接種することが推奨されています。三種混合以上のワクチンであれば猫風邪の予防をすることが出来るので接種するようにしましょう。

猫風邪は抵抗力が強い猫であれば、症状が軽ければ2～3日で治癒することもあります。しかし、症状が重い場合や若齢・老齢の猫は自然治癒が難しく症状が長引くと、食欲不振や脱水などによって衰弱していき死に至ることもあります。

猫風邪は自然治癒を期待する病気ではありません。長引く前に早期発見し、早めに動物病院へ連れていきましょう。

上記のように、猫風邪は自然治癒が難しい病気です。症状を知ることで早期発見するようにしましょう。

猫に定期的にワクチンを接種して、予防することも猫風邪には有効です。

もし猫風邪のような症状があれば、猫を一匹に隔離して早急に動物病院へ連れていき、症状にあった治療を受けさせるようにしましょう。