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兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法

更新日:2024年07月02日

猫は多数の子を生むため、兄弟が必然的に多くなります。兄弟猫は顔もしぐさも似ていて仲が良いのが一般的ですが、ケンカをしたり、一緒にいるのを嫌がったりすることもあります。兄弟猫を仲良く飼う方法やストレスを与えない方法、一緒にいるのを嫌がる場合の対処法を紹介します。

兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法

兄弟猫の特徴

兄弟猫は仲良しなの?ストレスを与えない猫の多頭飼いの方法
猫の兄弟の特徴は、人間の兄弟の特徴よりはっきりとしています。

猫は一度の出産で平均5匹を産み、生涯に6~7回出産します。ですから兄弟でも、双子や三つ子などのように同じ遺伝子を持つ兄弟の確率が多くなります。

兄弟猫の特徴1:顔が似ている

猫の兄弟は同一の遺伝子を持つ確率が高いので、顔が似ているということが一番の特徴です。

毛の色や瞳の色、耳や鼻、口の形などがそっくりで、名前を付けても間違えてしまうこともよくあります。

ただ、猫は一度に複数匹を産みますが、必ずしもすべてが同じ父猫とは限りません。

多胎動物といって、1回の妊娠で違うオスの子供を同時に出産できるからです。同じ父親の遺伝子を持つ猫どうしが特によく似ています。

兄弟猫の特徴2:しぐさや行動が似ている

猫の兄弟は、顔だけでなくしぐさや行動が似ているのも特徴です。喜怒哀楽の表情や鳴き声、毛づくろいのしかたや歩き方、走り方などの行動がそっくりです。

人間の双子などもそうですが、同じ遺伝子を持っていればしぐさや行動が似るのは当然と言えば当然のことでしょう。

産まれてから同じ環境のなかで育つので、お互いの行動を見よう見まねで似た行動をとるようになることもあります。

兄弟猫の特徴3:仲がいい

猫の兄弟は、血縁の無い猫を相手に喧嘩するのと同じように、兄弟同士でも縄張り争いをすることがあります。人間と同じで、仲の良い兄弟もいれば仲の悪い兄弟もいるでしょう。

猫は血縁意識があまりなく、母猫でさえ離れて暮らしていると少しずつ記憶から無くなっていくそうです。兄弟であれば、なおさら血縁の意識は薄いものなのでしょう。

兄弟猫を仲良く飼う方法

兄弟猫は仲が良いのが普通ですが、時には喧嘩をすることもあります。そんな兄弟猫を仲が良い状態で飼うための方法を5つ紹介しましょう。

飼い始めの習慣などが肝心なこともありますので、参考にしてください。

兄弟猫を仲良く飼う方法

  1. 最初はケージに入れて対面させる
  2. 留守の間はケージへ入れる
  3. 爪を切る
  4. お互いの猫の匂いをつけあう
  5. ケンカに見えてもむやみに手を出さない

兄弟猫を仲良く飼う方法1:最初はケージに入れて対面させる

兄弟猫といっても、最初は別々のケージに入れて対面させると良いでしょう。人間もそうですが、初めての出逢いですぐに仲良くなったりすることはあまりありません。

少し離れた接触できない距離で、お互いを観察させましょう。ケージの中で威嚇しあうこともあるでしょうが、だんだんと落ち着いて触れあいたいような気配が見えてきます。

長くても2週間もすればケージから出しても問題ないでしょう。仲良くなるにはある程度の時間がかかるので、焦らず見守ることが大切です。

兄弟猫を仲良く飼う方法2:留守の間はケージへ入れる

ケージから出して特に問題がなくても、2週間程度の間で留守にする時は必ずケージに入れるようにしましょう。

猫は気まぐれと言いますが、仲良くしているように見えても、いつ喧嘩をしだすかわかりません。

じゃれあう程度なら良いのですが、子猫の喧嘩でもケージの外の開放感からとんでもない大騒ぎになることもあります。

万が一のこともあるので、猫はケージに入れて留守番させるようにしましょう。

兄弟猫を仲良く飼う方法3:爪を切る

兄弟猫はお互いに慣れてくると、じゃれあったり甘噛みをするようになって遊びますが、興奮して爪で相手に怪我をさせてしまうこともあります。

せっかく仲良くなったのに、怪我で警戒心を抱かせては苦労が台無しです。

爪による怪我を防ぐために、伸びた爪はしっかりと切ってあげましょう。猫は爪切りを嫌がることが多いので、切るときは時間をかけないで1~2本ずつ分けて切ってあげてください。

丁寧に爪の形を整えるのではなく、爪の先端の細くなっているところを一度で切ることを心がけましょう。使いやすいのはギロチンタイプの爪切りです。

兄弟猫を仲良く飼う方法4:お互いの猫の匂いをつけあう

次のページ:兄弟猫を飼う時にストレスを与えない方法3つ

初回公開日:2020年02月18日

記載されている内容は2020年02月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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