巻き毛が特徴のコーニッシュレックスとは？性格や飼い方など解説

コーニッシュレックスの原産地はイギリスのコーンウォール州で、生息していた飼い猫が人の手を加えられず、ミューテーションとして誕生した猫です。

母猫が5匹の子供を生み、その中に1匹だけ全身が巻き毛で覆われた子猫が誕生し、この子猫がコーニッシュレックスの基盤となった猫です。

名前の由来は生地イギリスのコーンウォール州を意味する、「コーニッシュ」そして、巻き毛を意味する「レックス」をとって『コーニッシュレックス』が誕生したと言われています。

コーニッシュレックスは原産国の英国タイプと米国タイプの2種類があり、日本では米国タイプが主流です。

英国タイプはブリティッシュ・ショートヘアーやバーミーズとの交配により、がっしりとした重量感のある体型をしています。

それに対して、米国タイプはサイアミーズやオリエンタルなどの骨格の細い猫種と、交配を進め、スレンダーな体型をしています。

イギリスのコーンウォール州に飼われていた親猫の習性・生態が明らかでなく、交配した猫種によって習性・生態が異る、まさにミューテーションで誕生したコーニッシュレックスです。

コーニッシュレックスの特徴は、シングルコートの巻き毛が特徴の、オリエンタルタイプでやや小さめの猫です。

短毛種でありながら身体全体が綺麗な巻き毛を持ち、この独特の被毛は抜け毛が少なく毛が気になる皮膚疾患をお持ちの方にも飼いやすい猫です。

また、身体能力は『猫界のグレイハウンド』と言われるほど、跳躍力や俊敏性に長けた猫です。

【グレイハウンド】スレンダーの身体、一番スピードを持つ犬種で知られています。

コーニッシュレックスの外見的特徴で一番の特徴は、短毛種にしてはめずらしい巻き毛の毛質を持ち、大きな耳も特徴の1つです。

ヒゲはもちろん、頭から尻尾の先までの被毛がカールし、パーマをかけられたような見た目、そして毛質はビロードのような触り心地だと言われている猫です。

スレンダーの体型に、Vシェイプの逆三角形の小顔、瞳はたまごを横にした、少しつり上がった形をし、顔のわりに大きな耳、バットイヤーと言われコウモリの羽のような形していることからこの名前が付けられました。