どうして犬は髪の毛を食べるの？髪の毛を食べる原因と犬の愛情表現5選

では、犬はどのようにして私たちに愛情を伝えようとしてくれているのでしょうか？

ここからは、犬がよくする愛情表現のサインについてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

犬の愛情表現としてまずご紹介したいのが、しっぽを激しく振るということです。

犬は大好きな飼い主さんが自分を撫でたりキスをしてくれた時、「嬉しい」という気持ちが溢れてしっぽを激しく振り、愛情を伝えてくれます。

また、飼い主さんが長期の旅行や出張から帰宅したならば、ダッシュで玄関までお出迎えし、「しっぽがちぎれるのでは？」と不安になってしまいそうなくらいの激しい勢いでしっぽを振ってくれるでしょう。

飼い主さんのそばで寝るというのも、犬のれっきとした愛情表現のひとつです。愛する飼い主さんの傍で寝ることで、心底リラックスすると同時に幸福感を得られるのでしょう。

飼い主さんがパソコンや読書をしていても、その膝の上に乗ったり足元にぴったりとくっついて寝ます。

また、夜は飼い主さんと一緒に布団の中で寝たがることでしょう。

犬の愛情表現のひとつとして、前足をのせてくるということも含まれます。

飼い主さんの腕や太ももなどに前足をちょこんと可愛らしく乗せてくるのは、犬からの「構ってよ」「遊んでよ」というアピールです。

飼い主さんが大好きだからこそ、前足をのせて自分に関心を向けさせようとするのでしょう。

顔や頭をスリスリとしてくるというのも、犬の愛情表現のひとつとして挙げられるでしょう。

犬は大好きな飼い主さんの匂いを自分の体にたっぷりと染みつけたいという思いから、顔や頭をスリスリと擦り付けてきます。

また、「飼い主さんの体温を感じたい」「体をスリスリすれば撫でてもらえる」と考えている犬も多いです。

犬の愛情表現のひとつとして忘れてはならないのが、お気に入りのおもちゃを飼い主さんのもとまで持ってきてくれるということです。

単純にお気に入りのおもちゃで遊んでもらいたいという気持ちもありますが、それだけでなく、飼い主さんのことが大好きだからこそ自分のお気にいりのおもちゃをシェアさせてあげようと考えているのでしょう。

たとえば、飼い主さんが泣いたり悲しんでいるのを見ると、犬は飼い主さんを慰めようとして自分のお気に入りのおもちゃを持っていき、「これで遊んでいいよ」「だから元気出して」と健気にも愛情を伝えてきてくれます。

今回は犬が髪の毛を食べる理由やその対処法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

髪の毛を食べてしまうと犬の体に負担がかかってしまうため、犬が髪の毛を食べる癖をつけてしまう前に、適切な方法でやめさせることが必要です。

また、このような問題行動をやめさせる際には、なぜ髪の毛を食べようとしてしまうのか、犬の気持ちに寄り添ってその理由を考えることも大切でしょう。