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なぜ犬は飼い主に目を合わせるの?合わせる理由と合わせない理由

更新日:2024年03月26日

家族同様の愛犬がじっと見つめる仕草は、とても可愛いものです。見つめたり、目をそらしたり。ときには、動物とは思えない目の表情に、思わず過剰な感情移入をしてしまいます。そんな犬が、目を合わせたり、そらせたりする理由を知ることで、より豊かな愛犬生活をおくりましょう。

なぜ犬は飼い主に目を合わせるの?合わせる理由と合わせない理由
愛犬に目を合わせようとして、そらされたら、あれ、きらわれているのかなと、ちょっと悲しくなってしまいます。

犬は目を合わせるという行為で、悲しい経験を重ねると、犬でも目を合わせることが苦痛になり、目をそらすようになります。ほとんど、人間と同じです。

また、飼い主が、ひどく怒っているときなどは、わざと目をそらして、自分を落ち着けようとします。尻尾が動いているときは興奮しているサインなので、よく理解してからの、ケアが必要です。

犬が目を合わせようとしない理由:2 服従している

犬が目を合わせようとしないのは飼い主への服従心の表れです。

犬は習性上、自分より立場が上と思っている相手とは目を合わせません。犬が目を合わせると敵意があるとみなされるからです。

逆に目をそらす行動は、相手に対して敵意がないとのサインのようなものです。愛犬が飼い主と目が合ったときに、そらす場合は、飼い主を自分より上の立場であると認識している証しです。なんとも、可愛いです。

犬が目を合わせようとしない理由:3 興奮を抑えている

犬は自分や相手の興奮を抑えるために、目をそらすケースもあります。

これは、嬉しさのあまり、飼い主に飛びつきたい衝動や欲求を抑えるためです。このようなケースは、主従関係がしっかり構築されていて、きちんとしたしつけが施されている場合です。

過去に「飛びつきはダメだよ」を学習した成果であり、わざと目をそらすことで、自身を落ちつかせようと努力した、たまものです。

犬が目を合わせようとしない理由:4 別の何かに気を取られている

犬は人間に比べると、周囲の音や環境にとても敏感です。


人間には気づかない、もの音が気になり、目をそらすこともあります。気になったもの音や気配に対して警戒し、そのことに神経を注いでているときは、目を合わせません。

目を合わせると吠える犬の対処法

犬が飼い主に吠えるのは、要求を満足させるためです。

飼い主との散歩や、ご飯の催促などの要求が吠えることによって、簡単に満たされていたらどうでしょう。

吠えるたびに、要求を容易に満たしていたら、単なる「無駄吠え」する犬になってしまいます。そんなことにならないように、対処法を3つ調べてみました。

目を合わせると吠える犬の対処法

  • 1:指示を出す
  • 2:アイコンタクトを覚えさせる
  • 3:上下関係をはっきりさせる

目を合わせると吠える犬の対処法:1指示を出す

犬が吠えるたびに、簡単に要求を満たしていたら、単なる無駄吠えの犬になってしまいます。

犬が要求をしてきたら、必ず、指示を出して、それをクリアすれば、ご褒美として要求を満たしてあげましょう。

ご褒美と指示(罰?)を出すタイミングはとても大切です。

目を合わせると吠える犬の対処法2:アイコンタクト覚えさせる

アイコンタクトを覚えさせることは、犬をしつけるための基本条件です。

アイコンタクトとは「目を合わせる」ことが目的ではなく、飼い主が呼びかけたら、すぐに反応して「注目する」そして段階を踏んで、「集中する」・「意識を向ける」・「命令を聴く」これが、犬のしつけの最終の目標です。

アイコンタクトを覚えてはじめて可能になることなので、言い換えればアイコンタクトを覚えなければ犬のしつけはできないと言ってもいいでしょう。

目を合わせると吠える犬の対処法3:上下関係をはっきりさせる

犬との上下関係を作ることとは、基本的なしつけのことだけでなく、日々の生活のすべてのこと柄が上下関係を構築するために、大切になってきます

犬はとても賢く、敏感な生きものです。とりわけ観察能力に優れているので、飼い主の些細な視線の動きなど、一挙手一投足を見逃しません。

犬との上下関系は飼い主が犬と向き合う愛情と熱量にかかっていると言っても言い過ぎではないくらいです。

愛犬が目を合わせる理由を理解してあげよう

犬はアイコンタクトで気持ちを伝えるいきものです。じっと 目を合わせて、思いを訴えるように見つめたり、ぷいとそらしたり、とても表情豊かです。

大切なことは、その時々の「どうして?」を飼い主が見極めて 、その時々に思い切りふさわしいケアをしてあげることが、犬愛そのものではないでしょうか。
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