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どうして犬のしっぽが下がるのか?しっぽが下がる理由7つと対処法

更新日:2024年09月11日

犬のしっぽが下がるのにはどんな理由があるのか、詳しく解説していきます。さらに、下がるしっぽの対処法やしっぽが上がる理由についても、具体的に紹介していきます。今まで以上に愛犬のことを知るためにも、ぜひ参考にしてみてください。

どうして犬のしっぽが下がるのか?しっぽが下がる理由7つと対処法
不安やストレスなどの理由でしっぽが下がるときは、状況に合わせて対処していくことが大切です。では、具体的にどうすれば下がるしっぽをいつもどおりにできるのかを、これから詳しく解説していきます。

犬のしっぽが下がる時の対処法1:安心させてあげる

しっぽが下がる理由が不安や恐怖なのであれば、優しく接して安心させてあげることが大切です。言い聞かせるようにしてなだめるのではなく、笑いかけてあげたりおもちゃで遊んであげてください。

中には、安心させるために同調するような言葉をかけたりもしますが、犬の気持ちに同調するのはよくありません。犬と同じ気持ちになって安心させようとしても、犬はさらに不安を感じるだけです。

そのため落ち着かせるときは、頼れる心強い飼い主さんという印象を与えるようにしましょう。

犬のしっぽが下がる時の対処法2:抱えたストレスを取り除く

ストレスでしっぽが下がっているのであれば、原因となっているものを突き止め、取り除くことが大切です。運動不足なのであれば、おもちゃで遊んだり散歩に行くといいでしょう。

また、悪天候の日は必ず雨戸を閉めてそばにいるようにすると、大きな音に慣れていない犬でも安心できます。同時に、大きな音に怖がらないように訓練していくと、次第に克服できるようになるのでです。

ただし、訓練は無理のない範囲で少しずつおこなってください。

犬のしっぽが下がる時の対処法3:優しく撫でてあげる

飼い主さんがそばに来てただ撫でてあげるだけでも、言いようのない不安や恐怖などを解消してあげることができます。とくに今までしたことのない経験をさせる場合は、犬が慣れるまで注意深く観察し、安心できるようになるべくそばにいてあげることが大切です。

人間もしたことのない経験や怖い思い出があると、どうしても不安や恐怖を感じます。犬も同じですので、うまく解消できるように優しく撫でてあげましょう。不安などが取り除かれれば、またいつもの愛犬の姿を見られるようになるはずです。

犬のしっぽが上がる理由

犬のしっぽが上がっていると、うれしい・楽しいといったプラスの感情を抱いている印象がありますが、実際はどうなのでしょうか。ここからは、犬のしっぽが上がる理由について解説していきます。

犬のしっぽが上がる理由1:興奮している

犬は、うれしい・楽しいときでも、威嚇をしているときでも興奮してしっぽを上げます。そのため、しっぽだけを見ていると、どちらの意味でしっぽを上げているのかよくわかりません。

もし、少し落とし気味にしながらしっぽを振っているのであれば、喜ぶ・楽しむといった意味の興奮をしています。しかし、しっぽを高く上げながら振っている場合は、攻撃的な意味の興奮をしている可能性があります。

他にも、鳴き声や耳、口元を見ることでどういった意味の興奮をしているのかがわかるので、一緒に観察するようにしましょう。

犬のしっぽが上がる理由2:嬉しい

しっぽが上がるだけではなく、ブンブンと思いっきり振っているときは、心の底から喜んでいる証です。激しく振ることはなくても、上がったしっぽをパタパタさせていればうれしい気持ちを表していることがわかります。

喜んでくれるのはこちらとしてもうれしいですが、激しく喜んでいる時は注意が必要です。激しく喜んでいる犬に対して過度な対応を取ると、さらに興奮し、最終的には問題行動を起こすようになります。

ご近所さんに迷惑をかけてしまうこともあるので、構いすぎには注意してください。

犬のしっぽが上がる理由3:威嚇している

犬がしっぽをピンと立てて小刻みに振っている場合は、威嚇している可能性が高いです。しっぽの他に耳も立っており、吠えていたり唸り声を上げているのであれば、攻撃的になっている証です。

吠えていてもしっぽを振っていると、喜んでいると勘違いしてしまうことがあります。しかし、この考えは大きな間違いですので気を付けましょう。

もし、犬に威嚇されていると感じたときは、下手に刺激を与えずにその場から離れるようにしてください。

犬のしっぽは力まずに下がるのが理想

下がるしっぽの中でも力を入れずに下げている状態が、犬にとって一番リラックスしている状態です。下げ方が不自然だったり巻き込んでしまうのは、なにかしらネガティブな感情を抱いている可能性があります。

できるだけ安心して過ごせるように、異変を感じたら状況に合わせて対処していくようにしてください。また、飼い主さん自身も構い過ぎなどに注意し、少しでも愛犬が落ち着ける空間や時間を過ごせるよう心がけていきましょう。

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