犬のマウンティングをやめさせるには？行動の理由と対処法を知ろう

犬がマウンティングをする理由として考えられるのが独占欲です。

これは犬種によっても違いますし持って生まれた性格上のものもあります。

例えばもともと興奮しやすいタイプの犬だったらおもちゃに対する独占欲も強く、与えたおもちゃに対してもマウンティングをおこないます。静止が聞かないタイプの犬なら、途中でやめさせることができないことも多く、おもちゃをとりあげようとしたら噛みつかれることもあります。

犬がマウンティングをする理由として性的反応があります。

この性的反応のケースで散歩中公園などでメス犬のフェロモンに発情したり、興奮して他の犬にマウンティングをおこなったら、すぐにやめさせることが大事です。興奮しているのでやめさせるのも大変ですが、ペットとして買ってるだけなら、トラブルを避けるためにも去勢して、マウンティング欲をおさえさせることも必要です。

去勢しても、マウンティングが完全になくなることはありませんが、男性ホルモンの分泌は抑えられますし、回数は減らせます。

犬のマウンティングをやめさせる際の注意点を確認しましょう。

犬の種類や性格によっても異なりますが、社交術もなく、成犬になっていない犬のマウンティングをストレスなくやめさせるためのコツを確認しましょう。

犬のマウンティングをやめさせる際の注意点は、急に対象物を取り上げないことです。

特におもちゃなや大きめのぬいぐるみとじゃれあったりふさげたりしていくうちに、つい興奮してマウンティングをおこなってしまった場合などに、急におもちゃやぬいぐるみをとりあげようとすると、飼い主に対して攻撃的になり、噛みついてしまったりトラブルになります。

興奮状態の犬を少し落ち着かせてからマウンティングをやめさせる必要があるので、やめさせるタイミングが大切です。

犬のマウンティングをやめさせる際の注意点は、マウンティング行動を構わないことです。

マウンティングは犬にとっては自然な行為なので、あまり神経質になる必要はありませんが、飼い主や人間に対してマウンティングをおこなう場合は、力関係として犬の方が優位にたっているという認識が強くなりますので、問題行動も多くなります。

人間などに対するマウンティングは躾や命令で序列を教えてやめさせることはできます。またマウンティングは犬にとって自然な行為だからと放置すると習慣化します。

犬のマウンティングをやめさせる際の注意点は制止するしつけ態度を一貫させることです。

「以前はこの程度のマウンティングなら怒られなかったのに、どうして今日はこの程度でもおこられるの？」と犬が困惑してしてしまうと、問題行動があってどうしてもマウンティングをやめさせる必要がでてしまうケースでも犬は飼い主の助言を無視します。

条件反射行動のように、人間の脚にまたがってマウンティングをはじめたら「待て」をさせて興奮状態をおさえて、理解できたら頭をなでてあげたり、おやつをあげるなどパターン化することが大切です。