犬が目を細めるのはなぜ？仕草に隠された理由と注意しておきたいこと

犬のストレスサインの5つめに、口をクチャクチャ鳴らすことも挙げられます。

特に、警戒心を抱いている、緊張している場合などに、口をクチャクチャ鳴らすことが多いです。人間も、喧嘩の時などは、アドレナリンが出て、口の中が渇きます。

犬も同じで、ストレスから口が渇くことや、落ち着きをなくすことで、口をクチャクチャ鳴らします。緊張や警戒をしている場合が多いので、なだめて落ち着かせることが必要です。

犬のストレスサインの6つめに、体をなめることも挙げられます。

犬は産まれた時に、母犬に身体をなめられて育ちます。ストレスを緩和させるために、幼少期の体験を追体験しているのでしょう。

人間も同じですが、ストレスを感じている時は、落ち着いてはいられません。犬も同じで、身体をなめるなどの代償行為を行うことで、ストレスを緩和させようとします。

犬のストレスサインの7つめに、マウンティングすることも挙げられます。

マウンティングとは、犬が交尾の際にする動作です。マウンティングは人間にも行う可能性があり、足にしがみつかれ、マウンティングされた方もいるのではないでしょうか。

犬の発情期に多いですが、ストレスを溜めている時にも、行う可能性があります。あまりにマウンティングしてくる場合は、叱ってあげる、ストレス解消させるなど、対策が必要です。

犬のストレスサインの8つめに、足裏が湿っぽくなることも挙げられます。

ストレスを感じると、犬も内臓や身体の器官にダメージを受けます。ストレスによって、足裏が湿っぽくなるという症状が出ます。

足裏は、犬の肉球がある部分です。肉球は体毛がなく、地肌がむき出しになっているため、ストレスや体調の変化が、現れやすいです。

注意して見ないと、気付きにくい部分です。念のためチェックしてみましょう。

犬のストレスサインの9つめに、耳が後ろに倒れることも挙げられます。

耳が後ろに倒れる場合は、ストレスだけではなく、疲労も蓄積している場合が多いです。疲れているため、耳を立てる気力すらなくなっている可能性があります。

そこまで深刻ではなくても、ストレスで元気をなくしているのは確かです。休ませてあげる、遊んであげるなど、ストレスや疲労をとるための対処法が必要です。

犬が目を細める理由や、犬のストレスサインなどについて紹介してきました。犬が目を細める理由を知る際の、参考になったでしょうか。

犬は表情が豊かなので、目や顔の表現には、それぞれ理由があります。愛犬をもっと理解し、親密な関係を築きたいのであれば、もっと犬のことを知ってあげましょう。

犬が目を細める理由を考えて、気持ちを理解していきましょう。