犬がクッションにマウンティングをする理由とは？やめさせる方法5選

犬が目の前でいきなりクッションを噛みながら、腰を振り出すマウンティングをはじめてしまったとき、気分的にあまりいいものではないでしょう。

では、犬がクッションにマウンティングする理由について7つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。

クッションに犬が腰を振る理由は、支配欲があるからです。犬がクッションを抱かかえるようにしたり、両足で押さえつけるようにしながら腰を前後に振るマウント行為をします。

そのときの犬の気持ちとしては、「このクッションは僕の恋人のように感じる。だから誰にも渡さない」と考えるので支配したいと強く感じます。

大切なものは自分だけが触っていいと強く感じた犬は、さらに独占欲も強くなります。すると、よりマウンティング行動も激しくなることが多いです。

楽しいとの気持ちが高ぶることで、犬はクッションにマウンティングをします。普段の遊びをしているときよりも、飼い主とじゃれ合っているときよりもっと楽しいなと感じた犬は気持ちが高ぶります。

気持ちが高ぶった犬は、「ああ、楽しくて仕方がない。この高ぶる気持ちをクッションにマウンティングして楽しい気持ちを伝えてみたい」と感じます。

そのため、目の前にあるクッションに飛びつき、自分の抑えられない楽しい気持ちをぶつけることが多いです。

暇つぶしをしたいと思うから犬はクッションにマウンティングをします。飼い主も構ってくれないし、他の犬も遊んでくれないと、犬は「暇で仕方がないよ。ああ、何か遊び相手になってくれるものはないかな」と感じます。

そんなとき、目の前にある大きなクッションが視界に入り、興味を持った犬は「これなら自分の暇つぶしになる」と選ぶことが多いです。

そして、そのクッションを両足でおしてみたり、抱きついたり、マウンティングをして時間を潰します。

腰振る犬はストレスの発散をするために、クッションにマウンティングをします。犬はずっとひとりぼっちでいると「つまらないな」と強く感じ、イライラしてしまいます。

しかし、近くに誰も遊んでくれる人もいませんし、おもちゃもない場合、もうイライラはストレスとなってしまうことが多いです。

すると、犬は目の前にある他のものよりも視界に入る大きめのクッションに「よし、これでストレスを発散してみよう」と考えてマウンティングをします。

フェロモンを感じるから犬は、クッションにマウンティングをします。発情期の犬はいつもムラムラした性欲に包まれており、フェロモンを感じ取りやすくなっています。

そのため、フカフカしていて、触り心地のいいクッションはメス犬の体のように感じて発情したオス犬は、フェロモンを感じて発情し、マウンティングをすることが多いです。

飼い主が喜んでいると思っているからクッションにマウンティングをします。マウンティングをするということは好きな交尾相手への愛情表現の一部です。

そのため、犬はマウンティングをして愛情を伝えることで大好きな飼い主が喜んでくれるだろうと感じて腰を振ります。

腰を振ることで笑う飼い主の姿を見て、「うれしいんだな」と感じ取ると、さらに激しく腰を振ることが多いです。犬のさかり

寂しいから犬はクッションにマウンティングをします。一人で留守番をしていると、ふと「寂しいな」と感じ、何か寂しさを紛らわすようなものはないかと辺りを探しまわります。

そんなとき、大きくて存在感のあるクッションは寂しさを紛らわすための相手になりそうだと感じた犬はマウンティングをして、寂しさを紛らわすことが多いです。