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犬が耳掃除を嫌がるのはなぜ?正しい愛犬の耳掃除方法を知ろう

更新日:2024年03月17日

犬のからだの中で、汚れやすいくかつ掃除がしにくい箇所が「耳」であり、多くの飼い主が耳掃除は「怖い」「難しい」と、頭を悩ませています。できる限り犬が嫌がることなく耳掃除できる方法を理解することで実践し、犬の健康を保ってあげましょう。

犬が耳掃除を嫌がるのはなぜ?正しい愛犬の耳掃除方法を知ろう

犬の耳掃除が必要な理由3:耳ダニができるから

犬の耳に繁殖する耳ダニは、耳ダニに感染している犬や猫と接触することでうつる感染症で、草むらに潜んでいるマダニとは全く異なる別のものです。

繁殖力が非常に強く、かゆみを伴うため、かきむしることにより耳が腫れてしまったり、耳が傷ついてしまうと痛みも伴い、ますます耳掃除を嫌がるようになってしまいかねません。そうなる前にこまめな耳掃除が必要です。

正しい犬の耳掃除の方法とは?

犬は本来は耳垢が出にくい動物であり、目に見える範囲に耳垢がないようであれば、頻繁に耳掃除をする必要はありません。ただし、ゴールデンレトリバーや国家ースパニエルなど垂れ耳の犬種や毛の長い犬種などは、耳がふさがれることで蒸れて「外耳炎」になりやすくなるため、毎日のチェックは欠かさないことが大切です。

耳の汚れをチェックして、汚れが気になり始めたら耳掃除をすれば問題ありませんが、垂れ耳や毛の長い犬種の場合は、1~週間に1回程度の頻度で耳掃除をしてあがることが理想的です。

汚れがひどい場合は、何回かこれを繰り返しますが、犬のカラダをしっかりと保定する必要があるので、無理して自宅で行わず、動物病院へ連れて行くことがです。

犬の耳掃除の方法5つ

  1. 1週間に1度は必ず耳掃除をすること
  2. 子犬の頃から耳掃除をすること
  3. 綿棒か脱脂綿に洗浄液をつけてすること
  4. 耳掃除が終わったらおやつをあげること
  5. 耳掃除は短時間で済ませること

犬の耳掃除の方法1:1週間に1度は必ず耳掃除をすること

立ち耳、垂れ耳に限らず、耳掃除は定期的に行うことが理想的です。スキンシップも兼ね毎日耳の中をチェックし、汚れてきたら耳掃除をしてあげましょう。

度を越した頻繁な耳掃除は耳の中を傷つけたり、嫌がるようになる原因にもなってしまいますので、やりすぎにはくれぐれも注意してください。

犬の耳掃除の方法2:子犬の頃から耳掃除をすること

犬が耳掃除を嫌がる主な原因は怖いからです。だとするならば、子犬の頃から愛情を込めて優しく体を触り、安心して飼い主に身をまかせられるようにしておくことが重要です。

耳掃除を嫌がるようにならないためにも、子犬のころから優しく耳掃除をして、安心させてあげましょう。

犬の耳掃除の方法3:綿棒か脱脂綿に洗浄液をつけてすること

まずは、イヤークリーナーをコットンにたっぷり含ませ、耳の内側を毛の流れに沿って優しく拭き取ります。次に、耳の穴の周りも優しく拭き取りましょう。犬の耳が健康な状態であれば、この方法だけでも十分です。

綿棒もコットンの届かないところをふき取るのには有効ですが、慣れない場合は耳垢などを耳の奥に押し込んでしまったり、傷つけてしまったりすることもあるため、十分な注意が必要です。

犬の耳掃除の方法4:耳掃除が終わったらおやつをあげること

気をつけなければいけないのは、一度耳掃除が嫌いになってしまうと、2度と耳を触らせてくれなくなってしまう可能性があるということです。

まずは、ご褒美で犬が嫌がることのないように誘導してから耳掃除を始めて、終わったときにもおやつを上げることで、「耳そうじは楽しいこと」だと思わせ、耳掃除を嫌がるようにしてしまわないように注意します。

犬の耳掃除の方法5:耳掃除は短時間で済ませること

耳の中に液体を入れられて驚いたり、痛い思いをしたりと嫌な経験をすることで耳掃除を嫌がるようになってしまいます。それだけではなく、長い時間動きを制限されていることも犬にとっては不快なことのひとつです。

耳掃除はできるだけ短時間で済ませ、嫌がるようにならないよう習慣づけましょう。

犬が嫌がることなく耳掃除できる方法を理解し実践してみよう!

いかがでしたでしょうか。
耳は見えない部分にも続きからだの中でも繊細な箇所である上、嫌がる犬も多いため、耳掃除に苦手意識を持つ飼い主も多いものです。

ここまでで犬の耳掃除の重要性と嫌がることなく耳掃除ができる方法をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

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