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雌犬もマーキングするって本当?雌犬がマーキングする理由とは?

更新日:2024年03月17日

おしっこをして匂いをつけるマーキングは雄犬がするものと思っていませんか?実は雌犬でもマーキングをするのです。そもそもなぜ犬はマーキングをするのでしょうか。その理由と意にそわないマーキングをする犬の原因と対処法もあわせてご紹介します

雌犬もマーキングするって本当?雌犬がマーキングする理由とは?
発情期でなくてもマーキングする雌犬はいます。気の強い雌犬にその傾向が強いですが、雌犬は好きな犬に自分の匂いに気づいてほしいからマーキングするという理由があります。

犬はそれぞれ違う匂いを持っていて、マーキングをすることによりここに来たことを知らせています。

雌犬もマーキングすることで好きな犬に「自分もここを通っている」とアピールして気を引いているのです。

理由3:他の犬とのコミュニケーションの一部だから

犬の性別や年齢、コンディションや感情までわかるマーキングは雌犬にとっても他の犬とのコミュニケーションを取る大事な情報源です。

雌犬にだってテリトリー争いはありますし、発情期には他の雌犬のマーキングの上からおしっこをして匂いを上書きしたりします。

雌雄関係なく犬にとってマーキングは大事な情報開示の場なのです。

起こりうるマーキングトラブルの対処法

マーキングは犬にとってコミュニケーションの一部でもあり、自己主張の大事な行動ですが、飼い主としては見境なくマーキングをされてはたまりません。

室内と屋外、それぞれの状況のトラブルにあわせた対処法を見ていきましょう。

起こりうるマーキングトラブルの対処法

  • 室内でマーキング
  • 屋外でマーキング

対処法1:室内でマーキング

室内のマーキングは主従関係の変化やストレスが原因と紹介しました。

飼い犬が部屋のあちこちでマーキングするのは感情の異常を伝えるサインのようなもの、反射的にダメと叱ってもかえってストレスになるので、原因をつきとめて改善していきましょう。

引っ越しなど環境の変化によるストレスが原因の場合には、犬にとって慣れた匂いのものを与えて安心感を与えてあげるのも一手です。

室内でマーキングしてしまったら?

室内のマーキングはストレスが主な原因なので、ストレスを和らげる環境づくりが重要ですが、ストレスが原因ではないのなら主従関係が崩れている場合があります。

主従関係を明確にしたりするしつけの見直しが必要です。ひとりで抱えきれない場合はトレーナーなどに相談してみてください。

対処法2:屋外でマーキング

現代においては屋外だからといって、どこでもマーキングをさせていいわけではありません。

塀や花壇へのマーキングはされた家の側にとってはしみが残るし、匂いもきつくてトラブルの元です。標識やポールでもおしっこが原因で腐食し折れてしまった事例があります。

他人の家にマーキングしそうな犬には散歩コースをずらしたり、匂いを嗅ぐために近づこうとしていたらリードを素早く引いてその場所を離れるなど近づかせない工夫が必要です。

公共の場でマーキングしてしまったら?

公共の場でマーキングをしてしまうと人によっては不快に感じたりします。公園などは子供も遊ぶので、マーキングされた土を知らずにさわってしまい雑菌がつくこともあるのです。

散歩の際には水筒やペットボトルを持参しましょう。やむを得ず公共の場でマーキングしてしまったらその箇所に水をかけて流すのが最低限のマナーです。

雌犬マーキングする理由と対処法を理解しよう!

マーキングは犬のプロフィールと自己ピーアールを示すもの。雄犬だけではなく、雌犬もマーキングをするというのは知らない人も多かったのではないでしょうか。

内外問わず頻繁にマーキングされるのも困りものですが、理由を知ることでマーキングという行動にある程度の理解を示し、理由と対処法を考えることで、トラブルにも対処がしやすくなったことでしょう。

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