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犬のひげはカットしてもいいの?犬のひげの役割とカットする方法

更新日:2024年10月30日

飼い犬のひげが気になることはありませんか。この犬のひげの必要性はあるのかと疑問に感じる人のために、犬のひげカットに関する注意点を取り上げて、ご紹介しています。さらに、犬のひげはカットしていいか、ひげをカットする方法もお伝えしますので、参考にしてみてください。

犬のひげはカットしてもいいの?犬のひげの役割とカットする方法

犬のひげの必要性

犬のひげの必要性は、日々の生活をするうえでとても重要になります。ひげは目の前の危険なことをいち早く察知することができる部分ですので、視力の弱い犬にはとくに大切です。

それでは、そんな犬のひげの必要性を3つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

犬のひげの必要性1:毛根には神経と血液が流れている

犬のひげの必要性は、毛根には神経と血液が流れているからです。顎をぶつければ痛みを感じる神経がありますし、血液を流す血管もあるひげは、冷たい、温かいなどの感覚を感じ取ることができます。

そのため、ひげを切りすぎれば冷たい、温かいなどの感覚を感じることが鈍くなりますので、顎だけではなく、顔全体、体全体を危険から守ることができなくなってしまいます。

また、目の前の物を感知し難くなるので、物にぶつかりやすくなる危険性も高くなってしまうことが多いです。

犬のひげの必要性2:獲物を見つける

獲物をみつける役割があるから犬のひげは必要です。犬の顔面表皮から皮膚には、獲物となるものを察知できるメルケル細胞があります。

この細胞は、獲物をみつけるために役立つ感度センサーの役割を担いますが、さらにセンサーの感度を高めるためにひげを使うことが多いです。

そして、鼻先から口もとにかけて多いメルケル細胞の先にあるひげは、遠くにいる獲物でも感知して、メルケル細胞へとその情報を伝えることができます。

犬のひげの必要性3:茂みや藪の中での感覚器官

犬のひげの必要性は、茂みや藪の中での感覚器官になるからです。

暗く、辺りの様子が見えにくい茂みや藪の中では、目では目の前のことが見え難いことがあります。

しかし、周囲の環境の変化をいち早く察知できるひげは、茂みでも藪の中でも対象物の質感をいち早くさぐり、感知できるメルケル細胞に情報を伝える感覚器官です。

そのため、敏感に感覚器官の役割をはたすひげは、相手が見えなくても姿を察知し、避けることができます。さらに、小さな物も見逃さないなど、かなりすぐれた感覚器官の役割を果たすことが可能です。

犬のひげカットに関する注意点

犬のひげがどうも不揃いだから、毛先をきれいに整えるためにカットしてみたいなと思う人も多いのではないでしょうか。

それでは、犬のヒゲカットに関する注意点を3点数取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。

犬のひげカットに関する注意点

  • トリマーさんに確認する
  • 無理に抜くのは禁物
  • 高齢犬は生活に影響が出る場合も

犬のひげカットに関する注意点1:トリマーさんに確認する

犬のひげカットに関する注意点は、トリマーさんに確認することです。ひげは獲物をみつけるための役割から茂みや藪の中での感覚器官の役割があります。

この器官の機能をうまく発揮するために、初心者がむやみにひげをカットしてしまえば、切りすぎて、役割を発揮できなくなる場合があります。

そのため、多くの犬のひげをカットし、どのくらいの長さであればいいか知識のあるトリマーさんに確認してからひげをカットしましょう。

犬のひげカットに関する注意点2:無理に抜くのは禁物

無理にひげを抜くのは禁物です。ひげの根もとには、血液が通る血管や神経が通っています。

そんな大切な器官があるひげを根元からカットしてしまえば、神経を傷つけて、口が引きつってしまうことがあります。

また、血管を傷つければ血が出てしまうので、無理にひげを抜かないことが大切です。

犬のひげカットに関する注意点3:高齢犬は生活に影響が出る場合も

高齢犬は生活に影響が出る場合もあるので注意しましょう。高齢犬は、視力、聴覚の機能が加齢のために低下していることがあります。

そのため、ひげを使い、安全に歩ける道を探したり、座れる場所などを探し出すことが多いです。

そんなひげをカットするときは、長さや位置を考えてカットしないと、うまく危険を察知できる機能を働かせることができません。

重要な役割があるひげを切りすぎると、移動するのに時間がかかったり、物にぶつかりやすくなるので注意が必要です。

犬のひげはカットしていいの?

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初回公開日:2022年09月06日

記載されている内容は2022年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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