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老犬がご飯を食べない理由は?食べさせるための工夫についても紹介

更新日:2024年10月04日

飼っている老犬がご飯を食べなくなったときには、どんな理由が考えられるのでしょうか。本記事では、老犬がご飯を食べない理由に加え、食事を与える際にできる工夫などを紹介します。老犬がご飯を食べなくて困っているという人は、ぜひチェックしてください。

老犬がご飯を食べない理由は?食べさせるための工夫についても紹介
普段食べているフードに別の食べ物をトッピングすれば、食欲が増して食べてくれる可能性があります。トッピングにおすすめなのは、犬用のふりかけ、ウェットフード、野菜、加熱調理した肉などです。

トッピングをする場合は、栄養バランスやカロリーに注意しましょう。与える食べ物や量によっては多く摂取しすぎてしまうことになるため、トッピングの量や栄養に注意したり、元々与えているフードの量を減らしたりすると良いでしょう。

老犬が寝たきりになった際の食事のポイント

老犬が寝たきりになると、ご飯の量はあまり食べられなくなります。加えて、自分の好きなときに食べたり飲んだりすることができなくなってしまいますから、寝たきりの子の食事は様々なことに気を配ってお世話をしましょう。

寝たきりになってしまっても、ポイントをしっかり押さえてお世話をすれば、きちんと食事を摂って生活することができます。食事のポイントを理解して、老犬にとって快適なお世話をしてあげましょう。
  • 寝たきりの老犬への食べさせ方
  • 食べさせる時の注意点

寝たきりの老犬への食べさせ方

食事の前にはマッサージや寝返りなどをして、筋肉をほぐしてあげます。さらに、舌の上にご飯を置いてあげたり、「ご飯だよ」などの声かけをしたりすると、愛犬の食事への準備が整うでしょう。

自分から食べにくる様子が見られるなら、お皿を口に近づけてあげましょう。そうでない場合はスプーンやシリンジなどを利用して与えます。少量を口の横の犬歯の後ろあたりから口の中に入れてあげましょう。

食べさせる時の注意点

寝たきりの子に寝たままご飯を与えると、誤嚥をしてしまう可能性があります。特に老犬は体の機能が低下しているため、誤嚥を起こしやすいのです。

誤嚥の危険を減らすためには、食事を与える際の姿勢を工夫してあげましょう。寝ている犬の上半身を起こし、食道から胃までが一直線になるように座らせてあげます。座ることが難しい子であっても、できるだけ上半身を起こして飲みこみやすいようにしてあげてください。

ご飯を食べない老犬に役立つアイテム

食事中の体勢がつらいせいで食べられない子や、飲みこむ力が衰えているせいで食欲がない子には、アイテムを使って食事のサポートをしてあげると良いでしょう。アイテムを使用することで、今まで食べられなかった子でも食べられるようになることがあります。

食事中の姿勢がつらい子には、お皿を高くして食べやすくする食器台や、角度がついて食べやすくなった餌入れがおすすめです。自力で食べられない子には、ペット用のスプーンや注入器などを使って食べさせてあげると良いでしょう。

ご飯を食べられなくなった老犬の余命と食事について

全くご飯が食べられなくなってしまったときには、残る余命はあまり多くありません。特別な処置を行っていない限りは、残り数日ほどになるでしょう。

何も食べられなくなってしまったら、健康を考えた食事ではなく、愛犬の好きな食べ物を与えてあげるのも良いでしょう。あまり食べられない状態だと脱水が心配ですから、少しでも水を与えてあげることを忘れないようにしてください。

ご飯を食べない老犬が気になる場合は専門家の意見を聞いてみよう

大切な愛犬がご飯を食べなくなってしまったら、心配や不安で胸がいっぱいになってしまうでしょう。しかし、愛犬のために何もできないわけではありません。ご飯の内容や与え方など、工夫できることは沢山あります。

気になることがあれば、動物病院の先生や専門の人に意見を聞いてみると良いでしょう。異変には早めに対処してあげることが大切ですから、なるべく早く行動してください。大切な愛犬のために、できる限りのことに取り組んでいきましょう。

初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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