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犬のオムツの作り方・紙おむつ・人間用でもいいのか

更新日:2024年10月02日

人間の赤ちゃん用のオムツや、介護用のオムツがあるのはご存じでしょうが、犬用のオムツがあるのを知っていますか?犬にもオムツが必要な場面が出て来ます。犬のオムツは手作りできるのか?おススメの犬用紙オムツってどんなのがあるの?そんな疑問にお答えします。

犬のオムツの作り方・紙おむつ・人間用でもいいのか

赤ちゃん用のオムツ

生まれたばかりの子犬は、自分で排泄できませんから母親がすべて面倒をみます。子犬のお尻を舐めて排泄を促し、排泄物もきれいに舐めて常に清潔に保てるように子育てします。しかし、中には母犬がいない、子育てを放棄したというように、通常の育児が望めない子犬もいます。

このような場合は、人が母犬の代わりをしてやらなければなりません。ただし、犬がオムツを必要とする理由に、「あちこちでしてしまう」ということが理由ですので、子犬の時期は、そこまで行動範囲は広くないですし、母犬の代わりに人間が面倒を見ても、子犬が汚すこともありませんから、犬の赤ちゃんにはオムツは必要ありません。

犬のオムツは人間用でもいいのか?

犬のオムツを手作りするのも面倒だし、かといって犬用は高い。であれば、人間用で代用できないかと考えるのも無理はありません。しかし、人の子供のオムツは犬にはやはり大きすぎます。

大型犬の場合は、一番小さいベビーサイズでも代用できますが、当然尻尾部分をうまく切り取って使わなければなりません。また、オムツには吸収ポリマーという物質が使われています。これを犬が食べてしまうと、非常に危険なので注意してください。

人間用のオムツで代用する場合、尻尾部分を切り取った個所から、吸収ポリマーが出てこないように、切り口をテープで止めるなどの工夫をしましょう。

メス犬用の犬のオムツ

人間のおむつも、男性用女性用とわかれているように、犬用のオムツもオス用・メス用があります。オスとメスでのオムツの形の違いは、身体の構造の違いが影響しています。

ここでは、犬のメス用のオムツについての役割や、特徴、使い方などについてお伝えして行きます。

メス用のオムツの形

犬の身体を実際に見ることができる場合は、一目瞭然です。できればオス・メスともに見ておくと良いでしょう。もし、ご自身の愛犬がオスだけである、メスだけである場合は、両方の性別犬を見ることができませんので、お友達の愛犬を見せてもらうことをおススメします。

犬のオスとメスを見比べると、排泄するための部分(オスもメスも生殖器部分と同じ)が、どこに付いているかお分かり頂けるでしょう。オスはお腹の部分、メスはオスよりももっと下部で肛門に近い場所に付いています。

このことからもわかるように、メス用のオムツのポイントは、まずこの陰部の部分を覆わないことには役に立ちません。ですので、人間のオムツと同じような形のものが適していると言えます。

どういう状況の時に、メス犬はオムツを必要とするのか

メス犬がオムツを必要とする時は、どんな時でしょうか。これは、2つのケースが考えられます。まず一つは、排泄コントロール時です。これは、オス犬用のオムツの主な使用目的も同じです。もう一つは、ヒート時です。つまり、メス犬の生理期間の使用です。

排泄コントロール時

メス犬の場合、オス犬のようにあちこちマーキングしてしまうことは少ないですが、かといってメス犬は全くマーキングしないのかというと、そういうわけではありません。メス犬でもマーキングをする犬はたくさんいます。また、トイレの躾が自宅では完璧であっても、出先では粗相をしてしまう犬もいます。

犬連れで旅行に行く、ペット連れ可の飲食店に行く、友人の家に遊びに行くなど排せつ物で汚してはいけないという場所に、愛犬と一緒に出かける場合は、必ずオムツを装着させましょう。

この時、たとえ粗相をしなくてもオムツを付けておくことで、お店の方や友人に「万一粗相をしても大丈夫」と安心してもらうことができます。メス犬のオムツ使用には相手への気づかいの意味もあります。

生理期間(ヒート)中

人の生理と犬の生理では、仕組みが少し違います。わかりやすい違いは、人の場合は出血中は妊娠することはあまりありません(絶対ではない)が、犬の場合は出血が認められたら妊娠可能時期です。

犬が妊娠できるタイミングは、だいたい半年に1回です。ですので、未避妊の犬の場合は平均して1年に2回生理(ヒート)があります。個体差もありますが、かなり出血する犬もいますので、やはりオムツをしてあげると良いでしょう。小型犬の場合は、自分で舐めて処理する犬もいますが部屋中に血液がポタポタ落ちる状態も不衛生ですので、できれば出血が止まるまではオムツを装着しましょう。

なお、望まない妊娠を避けるために、オムツを利用する方もおられますが、これはあまり効果がありません。犬の繁殖能力は人が想像する以上に強いですし、犬には理性がありませんのでオス犬の性欲・メス犬の繁殖能力をオムツで押さえることは不可能です。

メス用オムツ使用時の注意点

犬のメス用のオムツは、人間のオムツの構造とよく似ています。つまり、オムツを装着すると下半身部分にパンツを履かせているような形になります。しかし、犬にとってはこの状態は非常に不愉快で、動きを制限されますので、とても嫌がります。

なかには、オムツをつけると固まって動かなくなることがあります。これを防ぐには、足の付け根回りがゆったりしていて、動きをなるべく制限しないオムツを選ぶことが重要です。

また、1日中装着していると陰部周りがかぶれたりしますのでこまめに取り変えてあげることも必要です。長時間留守番させるなど、取り換えることができない場合は、オムツは装着せずにケージに入れて行動範囲を制限する方を選ぶなど工夫しましょう。

犬のオムツにサスペンダー

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初回公開日:2018年03月12日

記載されている内容は2018年03月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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