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犬の歯石除去スプレー商品10選!選び方や種類を解説

更新日:2024年09月08日

あなたの愛犬に口臭はありませんか。犬の口腔内は歯石ができやすい環境です。歯石を放置すると歯周病へと進み、内蔵にも影響を及ぼします。今回は、歯ブラシが苦手な犬でも使える歯石除去スプレーを中心に、グッズなどもご紹介しますので、ぜひ愛犬の歯の健康に役立ててください。

犬の歯石除去スプレー商品10選!選び方や種類を解説

犬の歯石除去スプレーの必要性

「歯石」とは、歯垢(口内で繁殖した細菌の塊)が、だ液に含まれるカルシウムなどと結合して石灰化したもので、通常の歯磨きでは落とすことができません。

歯石を放置していると、細菌の繁殖がすすみ歯肉炎や歯周病を発症します。歯周病は進行すると歯が抜けたり、内蔵にも影響を及ぼす恐ろしい病です。

愛犬の歯を守るためには、歯石の少ない段階で、歯石除去スプレーなどグッズを使って除去してあげる必要があります。

犬の歯石除去スプレーなどグッズの種類

あなたは愛犬の歯を定期的にチェックしていますか。もし、愛犬の口の匂いが気になるのなら、ひどくなる前に犬の歯石とりをしてあげましょう。

犬の歯石除去は、動物病院やトリミングサロンへ依頼することもできますが、費用が高額で犬への負担もあることから自宅でのケアがです。

犬の歯石をとるためには、歯石除去スプレーを使うなど、さまざまな方法がありますが、まずは代表的な犬の歯石取りグッズを3つご紹介します。

スケーラー

犬の歯石除去グッズ1つ目は「スケーラー」です。

スケーラー (dental scaler) とは、歯石をとるための医療器具で、金属の棒のような形をしています。棒の先端は釣り針のような形で刃がついているので、歯を擦るようにして歯石を削り落とします。

スケーラーには、ハンディタイプと超音波タイプがありますが、市販されているのはおもにハンディタイプで、素材や形状、大きさなどさまざまな種類があります。

メリット

歯石除去にスケーラーを使うメリットは「手早く確実に歯石を落とすことができる」ことです。

スケーラーには、素材や形状などさまざまな種類があるので、犬のサイズや歯石の状態などに合わせて選べます。ホームセンターや大型スーパーなどで、比較的手ごろな価格で購入することができます。

歯肉とのスキマ、歯間などの狭い部分は、刃先の狭いタイプのスケーラーを選べば、歯石が気持ちよいほどきれいに取れます。

デメリット

犬の歯石除去にスケーラーを使うデメリットは「素人には使い方が難しい」ということです。

スケーラーは先端に刃がついているので、犬の歯石除去には集中力と根気が必要です。また、犬の歯を傷つけてしまうと逆に歯石がつきやすくなるので、不器用な人はやめておいたほうがよいでしょう。

さらに、口を触られるのが苦手な犬もいるので、日数をかけて慣らしておくなど、事前に準備が必要になることもあります。

ペンチ

犬の歯石除去グッズ2つ目は「ペンチ」です。

ペンチは、スケーラーのように削り取るのではなく、歯石を挟み込んでそぎ落とします。広い範囲や目立った歯石を除去するのに便利なアイテムで、取り切れなかったらこまかい部分はスケーラーで落とすというのが一般的です。

スケーラーに比べると料金はやや高額ですが、力を入れずにかんたんに歯石を除去できるので、大型犬を飼っている方は1本あると便利でしょう。

メリット

犬の歯石除去にペンチを使うメリットは「広い範囲の歯石をとるのに便利」なことです。

犬歯から奥歯まで広い範囲で歯石がついている場合は、ペンチを使うと時間短縮になり、犬への負担が減らせます。

また、スケーラーのように先端が刃物になっていないので、愛犬を傷つける心配がなくて扱いやすいという飼い主の方も多くいらっしゃいます。

デメリット

犬の歯垢除去にペンチを使うデメリットは「大きな音がすること」です。

ペンチは、犬の歯石をはさんで取り除くので、ときには歯石が割れて大きな音がする時があります。犬の性格によっては、歯石の割れる音に驚いたり怖がったりする場合があります。

すぐに慣れてくれれば問題はありませんが、犬が音を嫌がるようならば無理に使わないほうがよいでしょう。
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