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犬を飼うタイミングと必要な費用・準備・覚悟|初期費用

更新日:2024年11月04日

犬を飼いたいと思ったことはありませんか。ペットショップで見かける子犬たちは、みんなかわいくて、思わず衝動的に買ってしまいたくなりますよね。ここでは、犬を飼ううえで必要なお金やグッズ、犬を飼うときのメリットやデメリットを紹介します。

犬を飼うタイミングと必要な費用・準備・覚悟|初期費用

しつけ

犬を飼うときに重要なことのひとつは、しつけです。しつけを自分だけの力で完璧にできればいいのですが、多くの人は、かわいいあまりにしつけが甘くなり、無駄吠えなどの問題を抱えたまま飼い続けてしまいます。

無駄吠えや噛み癖などは、周囲の人にも迷惑をかける可能性のある問題です。甘やかしてしまって、自分ではどうしても叱れないのなら、早めにしつけ教室に行って、矯正方法を教えてもらうのが近道でしょう。

しつけ教室の値段は、目的や教室の形態などによって幅があります。子犬が通うパピークラスであれば、1回につき2千円から4千円程度で通えるところが多いです。

死を看取る覚悟

犬は、人間ほど長くは生きません。どんなに長生きでも15年ほどで死んでしまいます。いつもそばにいて、心を癒してくれた家族を看取ることほど辛いことはありません。

ペットの死に直面する辛さは、ペットロスという名前が付くほどに大きなものです。ペットロスになると、あらゆることに後悔を感じたり、喪失感で何も手につかなくなったりします。

愛犬が死ぬ前に病気を患って、治療の方針を決断しなければならないこともあります。闘病生活が長引くほど、後々までこの選択は正しかったのか、答えのない自問自答を繰り返してしまう原因となります。

その死を乗り越え、気持ちを立て直すことも、ひとつの覚悟です。ペットロスを重症化させないためにも、犬が元気なうちから、愛犬との毎日の生活を充実したものにしましょう。

犬を飼うメリットは?

子供の情操教育に役立つ

特に子供に対してですが、犬を飼うことで責任感が生まれ、生き物を大切にすることができるようになります。

犬は生き物ですから、面倒を見てあげなければ死んでしまいます。全身全霊で愛情を注いでくれる犬に対して、自分が守らなくてはいけないという気持ちが芽生えます。愛情を持って犬のお世話をしてあげることで、自然と責任感が生まれます。

他にも、命の大切さや、他人との接し方、距離感などを学ぶことができます。これらは、言葉で教えようとするとなかなか難しいです。子供のいる家庭ならば、犬の面倒を子供に任せてみるのも良いでしょう。

癒し効果がある

犬には、癒し効果があると言われています。犬と触れ合うと、安らいだり、優しい気持ちになります。

これは、単なる気持ちの問題だけではなく、触れ合ったときに分泌されるホルモンが関係しています。このホルモンの名前は「オキシトシン」といい、ストレスを緩和する効果があります。

オキシトシンは別名愛情ホルモンとも呼ばれます。親子や恋人同士のスキンシップでも分泌されるホルモンで、お互いの結びつきが強いほど、相手への愛情が増して幸せな気持ちになります。

1日15分ほど頭をなでてあげるだけでも、気持ちを穏やかに保つことができるようになります。毎日少しでも心を穏やかにする時間を確保することで、イライラしたりネガティブになってしまうことも少なくなるはずです。

運動不足の解消

犬を飼うと、毎日の散歩が必要になります。日中ごろごろしてしまいがちな人は、犬を飼うことで、運動不足の解消につながるでしょう。

大型犬になるほど一日に必要な散歩の距離も伸びてきます。自分の体力がどの程度の犬種に向いているのか、犬を飼う前にきちんと調べておきましょう。

身の丈に合わない犬を飼うと、飼い主も犬も不幸になってしまう可能性があるので注意しましょう。

犬を飼うデメリットは?

天候に関係なく散歩しなければならない

犬種にもよりますが、犬には基本的に毎日の散歩が必要です。特に、牧羊犬などの活発な性格の犬を飼うと、1日散歩に行かないだけでも大きなストレスを与えることになります。台風など、よっぽどの悪天候でない限りは、連れて行ってあげましょう。

犬によっては、家の中での排泄を我慢してしまうことがあります。おしっこを我慢することで膀胱炎になってしまうこともあるので、なおさら散歩が重要になります。犬を飼う前に、本当に毎日散歩に連れて行ってあげられるのか、よく考えましょう。

臭い

犬種による違いはありますが、基本的に犬の臭いはあります。飼っているうちにあまり感じなくなりますが、外出先から帰ったときなどに気づくことが多いでしょう。自分は感じなくとも、服などに臭いが付いてしまっている場合もあります。犬を飼ったら、身だしなみには十分に注意する必要があるでしょう。

犬臭さを解消するには、こまめに犬を洗うことが有効です。犬を洗うこともかなり体力を消耗する作業になりますから、本当に自分にできるのか、犬を飼う前によく考えたほうが良いでしょう。

トリミングに連れて行って、洗ってもらうという手もあります。ただしこちらはお金がかかってくるので、どちらが合っているのか、慎重に選択しましょう。

お金がかかる

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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