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犬用バリカン・犬のバリカンの使い方・カットのやり方

更新日:2024年11月05日

愛犬のトリミングをトリミングサロンに任せていませんか。自宅でトリミングをすると節約になるだけでなく、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても楽しい時間を過ごせます。今回はバリカンとカットの仕方についてご紹介します。

犬用バリカン・犬のバリカンの使い方・カットのやり方

バリカンの基本的な使い方

バリカンは皮膚に対して平行になるように刃を乗せ、ゆっくり進めましょう。

刃が浮きすぎていると毛が刈れませんし、角度があると皮膚が切れてしまう可能性があります。バリカンが当たる部分の皮膚はしっかり伸ばし、皮膚がたるまないよう注意しましょう。

万が一の場合のため、スイッチには常に指をかけておくことをお勧めします。

バリカン前の下準備

バリカンを使用する前に下準備が必要です。

シャンプーをして全身をブローしながら乾かしてからバリカンを始めましょう。全身の毛が伸びている場合には、ある程度ハサミでカットをしてからシャンプー、ブローをしてあげると乾きやすいだけでなく、バリカンの作業時間が短くなります。

毛がもつれていたり毛玉がある場合にはシャンプー前にブラッシングをして毛もつれや毛玉をほぐしてあげてください。そのままシャンプーをするとさらに毛もつれや毛玉が固まってしまいますし、毛もつれや毛玉にはバリカンの刃が入りません。

首から尾と体側面のカット

頭からお尻のほうに向かって毛の流れに沿ってバリカンをかけます。愛犬の頭をお辞儀させるように下げると、首から背中が切りやすくなります。

脇の下や足の付け根は、皮膚が柔らかく怪我をしやすいので、皮膚をしっかり伸ばしてあげるようにしましょう。尾は付け根から先の方へ向かってバリカンを動かします。

首の下から前足の付け根

愛犬に上をみてもらうようにアゴを支えて、上から下に向かってバリカンを進めましょう。

首の下から前足の付け根部分は、毛の流れが複雑なワンちゃんも多いため、毛の流れをよくみて流れに合わせてバリカンを進めるか長めのバリカンの刃(アタッチメント)を利用することをします。

四足の付け根~足回り

足の付け根から足先にむかってバリカンを進めてください。また毛の流れが一部逆になっているワンちゃんも多いため、毛の流れをよく確認して流れに沿って進めてください。

足回りはハサミでカットするのをお勧めしますが、難しいようであれば手首・足首を伸ばすようにしてバリカンを進めてください。

おなか周り

おなか周りのカットはしない飼い主さんも多いですが、カットする場合には内側から外側に向かってバリカンを進めます。

後ろ足の2本で愛犬を立たせるようにすると皮膚が伸びてバリカンが進めやすくなります。陰部や乳首がケガをしやすいので、注意してバリカンを進めてください。

足裏

デリケートで傷つきやすいため、部分用バリカンの使用をお勧めします。肉球に毛がかかっていると滑りやすくなるので、表面にバリカンを添わせ、肉球にかかった毛をカットします。

肉球と肉球の間はバリカンを立てて刈るのですが、水かきの部分や筋張っている部分に刃が引っ掛かりやすく、とてもケガをしやすい箇所になります。慣れるまでは表面から見える部分だけをカットして、伸びてきたと感じた時に頻繁にカットしてあげてください。

肛門周り

足裏と同じくデリケートで傷つきやすいため、こちらも部分用バリカンをお勧めします。

排便時に汚れないよう肛門から外側に放射状に向かってカットします。刃を強く押し当てすぎないよう気を付けてください。

犬のバリカンのコツ

バリカンは毛の流れにそって動かすようにしてください。毛の流れに逆らうとかなり短くなってしまいます。毛の流れがわからない部分は無理せずハサミでカットをしたり長めのアタッチメントを使ってカットをすることをお勧めします。

また、飼い主さんが不安そうにしていると愛犬にもその気持ちが伝染してしまいます。まずは飼い主さんが落ち着いてゆっくり楽しむ気持ちでトリミングしてあげてください。

怪我など

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初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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