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犬の飼育はどうすればいい?知っておきたいしつけや餌・費用などをご紹介!

更新日:2024年06月06日

日本の人口の約10%弱が家族の一員として犬と共に暮らす一方、人間の身勝手で飼育放棄が後を絶たないのも事実です。犬にまつわる条例や飼育の苦労、かかる月額あたりの費用等、基礎知識をおさえ、放棄しない心がまえを持ち、犬との健康的で楽しい暮らしを楽しみましょう!

犬の飼育はどうすればいい?知っておきたいしつけや餌・費用などをご紹介!

犬と人間の歴史は?

犬がオオカミから進化した過程や、いつからペットとして人間に飼育されるようになったのかについては、いまだ謎が多いです。

9000年から35000年前、人間が狩りをして食料を確保していた頃には既に、その狩猟のパートナーとして、共に暮らし始めていたと考えられています。

人との暮らしを選んだ犬は、やがて犬は「家畜からペット」になり、日本のみならず、世界各国の歴史上にも多くの犬好きの人物と犬とのエピソードが残されており、犬が人間に多大な影響を与えてきたことが伺えます。

「ペットから家族」へと、時代とともに人との関わりを変え、私たちに愛情と癒しを与えてくれている一方で、無責任で身勝手な飼い主や業者に飼育放棄されるケースが後を立たない状況もあります。

犬と人間の関係性が良いものであり続けるために、私たち人間は飼い主としての責任を持ち、そのかけがえのない存在を生涯に渡り大切にしていきたいものです。

犬を飼育する際に必要な基礎知識

犬を飼うということは、家族が増えるということです。

犬とひとくちに言っても、見た目はもちろんのこと、大きさや気質、運動量が多く必要かどうかなど、様々な特徴の異なる犬がいます。

ライフスタイルや家族形態に合わせ、どのような犬を飼育することが自分に合っているのかということを事前に知ることはとても重要です。

また、犬は当然のことながら生き物ですから、食費や予防接種や具合が悪くなった際の治療代等の医療費など、お金がかかります。また、人間社会の中で、犬も人間も快適に生きていくためには無駄吼えやトイレトレーニングに対する取り組みも必要です。

家族の一員として迎え、責任と覚悟を持って一生涯大切にしていくために、まずは事前に持っておきたい基礎知識を確認しましょう。

犬を飼育する際に必要な基礎知識

  1. 畜犬登録が必要?
  2. 必要な費用は?
  3. 最適な飼育環境って?
  4. そもそもどんな犬がいいの?
  5. どこから犬を迎えよう?

犬を飼育する際に必要な基礎知識1:畜犬登録が必要?

都道府県により登録方法などが異なる場合もありますが、基本的に犬の所在地にて登録をする必要があります。

東京都では、犬を飼う場合、飼い主は狂犬病の予防接種後、30日以内に犬の所在地の区市町村で、畜犬登録(一生に一度)をし、監察の交付を受けることが義務付けられています。

犬を飼育する際に必要な基礎知識2:最適な飼育環境 って?

犬の飼育環境に対する考え方も、時代の変遷とともに変化を遂げてきました。元来番犬として外で飼育されることが主流でしたが、ライフスタイルの変化に伴い、家族の一員として室内で飼育されることが主流となり定着していったのです。

犬は本来群れで生活をする動物なので、飼い主やその家族と共に長い時間を過ごせるリビングルームやダイニングルームが居場所としては最適です。

また犬にとっては、土に掘った穴のように、暗くて狭い、囲われたスペースが最も安心できる場所であり、そのような場所を与えてあげることが犬にストレスを与えないためにもとても重要になります。

まずは寝る場所としてケージを置く場所と、それとは別にトイレの場所を確保しましょう。

犬を飼育する際に必要な基礎知識3:そもそもどんな犬がいいの?

これから犬を飼うことを検討しているのであれば、その家庭環境やライフスタイルに応じて、ふさわしい犬についても調べたいものです。

世界中には体の大きさも気質も、そして見た目も実に多種多様な犬種が存在します。

基本的には大きさに応じて運動量も食事の量も増しますので、室内犬として飼うのであれば、そのスペースの広さや、飼い主自身の体力や飼育にかけられる時間なども考慮しなくてはなりません。

また、犬種によってかかりやすい病気なども異なりますので、暮らす土地の環境によっても犬種を検討する必要があるでしょう。

じっくり調べ検討し、是非自分のライフスタイルにあった最愛のパートナーを見つけてください。

犬を飼育する際に必要な基礎知識4:どこから犬を迎えよう?

犬をどこから迎え入れるかというのは、つまり、ペットショップやブリーダーから買うのか、人から譲りうけるのか、または捨て犬や行き場のない犬を引き受けるのかということです。

買うのであれば、犬の健康状態や正確などを見極めたうえで自分にあった犬を家族に迎えることができるというメリットがある一方、毎年殺処分されている行き場を失った多くの救える命を思えば、ペットショップで購入する以外にも方法があることも併せて検討してみてはいかがでしょうか。

犬の飼育で必要なしつけ

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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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