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犬の飼育はどうすればいい?知っておきたいしつけや餌・費用などをご紹介!

更新日:2023年12月20日

日本の人口の約10%弱が家族の一員として犬と共に暮らす一方、人間の身勝手で飼育放棄が後を絶たないのも事実です。犬にまつわる条例や飼育の苦労、かかる月額あたりの費用等、基礎知識をおさえ、放棄しない心がまえを持ち、犬との健康的で楽しい暮らしを楽しみましょう!

犬の飼育はどうすればいい?知っておきたいしつけや餌・費用などをご紹介!
「ペットから家族」へと、人間が支配する対象から共に生きる対象に変化を遂げた今、多くの犬は家族として家の中で、そして時にはお出かけの道中、その先においても共に過ごす存在になりました。

人間社会で人間も犬も共に幸せに暮らす生きるため、必要なしつけを確認しましょう。

犬の飼育で必要なしつけ

  1. 日常的なしつけ
  2. 社会化期のしつけ
  3. トイレのしつけ

犬の飼育で必要なしつけ1:日常的なしつけ

JAHA(公益社団法人「日本動物病院協会」)は、「家庭犬マナーチャレンジ」において、多くの飼い主が現代社会に人と共生するのに必要な日常的なしつけ事項を以下4つのカテゴリーに分けて明記しています。

具体的には、「家庭内において」「お散歩において」「旅行・お出かけにおいて」「診察や健康チェックで」といった、4つのカテゴリーからそれぞれ4つの具体的な項目、計16項目のチェックポイントにわけて明記されています。

人間社会の中で、犬も人間も共に楽しく生きていくために、焦らずひとつひとつのしつけにとりくみたいですね。

犬の飼育で必要なしつけ2:社会化期のしつけ

日常的なしつけに先立って必要となるのが、社会化期のしつけです。

具体的には、色々なものを五感をつかって見たり聞かせたり、匂いを嗅がせたり触れさせたり、多くの経験をさせてあげることです。多くの人に触ってもらったり、他の犬にあわせたり、お散歩も決まったルートばかりではなく、様々な場所を通ったり、連れて行くことで慣れさせていくことです。

ただし、子犬は眠るのも仕事。1日の3分の2は眠っていて自然ですから、あまり疲れさせないよう、そっとしておいてあげる時間も大切です。

社会化とは、犬が人間社会のあらゆるものに対して柔軟かつ適切に対応する力を身につけることをいいます。生後3週齢~12週齢を「社会化期」といい、子犬はこの時期に、周囲の人や他の動物との触れ合い・人間社会での経験を通じて、生涯にわたる社会性と適応力を身に付けます。社会化期を過ぎると社会化ができなくなる訳ではありませんが、警戒心や自我が強くなってくるため、初めて触れる物に対して慣れにくくなってしまいます。そのため、社会化期において色々なことを犬に経験させることがとても重要なのです。

出典: https://wanpedia.com/socialization/ |

犬の飼育で必要なしつけ3:トイレのしつけ

トイレトレーニングは、しつけの中でも一番必要であり、同時に多くの飼い主さんが苦労するしつけではないでしょうか。

トイレの場所は移動せず固定の場所に決め、寝る場所とは少し離してあげるとよいでしょう。

トイレトレーニングで大切なのは、決して叱らないこと、そして飼い主さんの忍耐です。

叱ると、排泄自体を悪いことだと思ってしまったり、飼い主さんが騒ぐことで、遊んでくれていると勘違いし、かえって繰り返してしまうこともあります。

トイレを失敗してしまった粗相は、完全無視で手早く行うことが肝心です。また、匂いが残ると、そこをトイレと認識してしまう場合もあるため、完全に消臭しましょう。

覚えるまでには時間のかかる子もそうでない子もそれぞれです。急がば回れの精神で、焦らず放棄せず取り組むことが、成功の秘訣です。

犬を飼育するときの餌の選び方

一口に餌と言っても、選びきれないほどの種類があり愛犬のどれを選んでいいのか迷ってしまいます。そこでここでは、愛犬の性質や年齢などにあった餌の選び方のポイントをご紹介していきます。

犬を飼育するときの餌の選び方

  1. 年齢別
  2. 餌のタイプは用途別に選ぶ
  3. 添加物や原材料をチェック
  4. 肉や魚をメインとしてるものを選ぶ

犬を飼育するときの餌の選び方1:年齢別

生50日前は母乳で育ち、それ以降、1歳までは幼犬期。この時期は骨格や筋肉など、体組織が成長、発達する時期で、高い栄養価が必要な時期です。

1歳からは成犬となり、もっとも活発な時期ですが、幼犬に比べると必要カロリーはおよそ半分に減りまります。

また、犬種にもよりますが、7歳くらいからはエネルギーの消費量が徐々に減少し、若い頃に比べると運動量も減るため、肥満が懸念されるようであれば、ローカロリーのフードに切り替えることも検討してもよいでしょう。

7~8歳からは老犬の仲間入り。成犬期に比べ、さらにエネルギー消費量は減り、成犬時に比べてさらにエネルギー消費量が落ちてきます。

フードも年齢に応じたものが種類も豊富に販売されていますが、太りやすい、痩せ型といった体質は、犬種や年齢別の特徴が絶対ということはなく、その子によって異なります。体重や獣医さんの意見も聞きながら、その子にあったフードを選びましょう。

犬を飼育するときの餌の選び方2:餌のタイプは用途別に選ぶ

ドッグフードは、主食となる「総合栄養食」、しつけの際のご褒美やお楽しみとしての「おやつ・スナック」栄養補給としての「その他の目的食」など目的に応じて作られています。

メインの食事として与えるのが「総合栄養食」です。これは水と共に与えるだけで、そのペットの必要な栄養素が賄えるものなので、主食にはこの記載があるドッグフードを選びましょう。しつけのご褒美など、食事以外の時に与えるものに「おやつ・スナック、間食」があります。嗜好性が高いのが魅力でジャーキやガム、煮干し、クッキーなど形態もさまざまです。また「その他の目的食」には、総合栄養食にプラスして食欲増進を狙う一般食・副食をはじめ、食事療法を目的とした療法食、栄養をプラスするサプリメントや栄養補助食などがあります。

出典: http://pet.unicharm.co.jp/puppy/food/guide.html%EF%BC%89 |
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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